慌ててスプリングコートを羽織るような日もあるものの、日に日に緑が豊かになり、気持ちのよい季節。手土産を買いにいく足どりも軽くなり、そのまま街を散策する時間が、一年で一番長くなる季節でもあったりします。
今回ご紹介するのは、ここ2〜3年で再びブームとなっているレモンケーキ。この心踊る季節から、気の沈みがちな梅雨を超えて、真夏まで活躍してくれる手土産です。
自由が丘『ブルームス』のニューフェイス
愛らしいリスのイラストがトレードマークの『ブルームス』。自由が丘に本店と駅前店の2店舗を構え、週末には客足の絶えない人気店です。駅前店の営業時間は、なんと22時まで。仕事帰りの手土産調達や急なお呼ばれでも、あせる必要はありません。
小さなお店ながら、タルトや焼き菓子、アイスクリーム、コンフィチュールなど、さまざまなタイプのスイーツが、決して手狭感はなく丁寧にディスプレイされています。そのどれもが見るからにおいしそうな顔をして並んでいるので、自分用のおやつを探すとなれば、さあ大変。つい「あれもこれも」状態に。
ところが昨年の夏のある日。おやつのタルトを絞れずに眺めていると、ふと目に飛び込んできたのがレモン! 目線の先には、レモン柄の箱や包装紙が並んでいました。
中身はいったい何なのかと、はやる気持ちを抑えつつよく見ると、なんとレモンケーキ。どうやら新商品のよう。わたし、レモンケーキ、大好きなんです(正確に言うと、レモンを使ったお菓子全般が好き)。
ただ、レモンケーキって、懐かしさを感じるレトロなパッケージか素朴なビジュアルのものが多いですよね。ビジネスシーンでの手土産としても映えるものを探していたところでした。
見ても、食べても、どこまでもレモン
そこからは迷うことなく購入して帰ったわけですが、予感というのは当たるもの。探していた理想そのもので、心の中でガッツポーズ。誰かと共感しあいたい......!
子どものころからお菓子を焼いてきたという、シェフパティシエの藤田咲子さん。どのお菓子も素材選びから、その扱い、焼きあがる瞬間まで気を抜きません。その情熱から生み出されるのは、焼き菓子として最高の顔=焼き色と味わい。
この「自由が丘レモン」も、「大好きなレモンケーキを(ご自身が)最良だと思う材料で作ってみたい」と思いつき、国産の発酵バターとシチリアのレモンを贅沢に使用。約半年ほどかけて試作を重ね、心から納得できるものに仕上がったことで、ようやく店頭に並べられたのだそうです。

実はパッケージデザインも藤田シェフによるもの。お願いして描いてもらったイラストを、ご自身でレイアウトして入稿しているのだとか。
レモン柄の包装紙(4個入りはレモン柄の箱)を開くと、個包装にもレモン柄。中身を取り出せば、ぷっくりまあるいレモン型。そして口に入れると、これでもかというほどのレモン濃度。なんと爽やかで華のあるレモンケーキなのでしょう。
構成や味わいは、今流行りの"懐かしい系"レモンケーキよりもウィークエンドシトロンに近いのですが、ウィークエンドシトロンは、切り分けるときにフォンダンが崩れやすいのが難点。それに比べて、ひとつずつ包装されているレモンケーキは、まさにビジネスシーンでの手土産としてはまり役です。
フォンダンは頬がキュッとするほど甘酸っぱく、甘さ控えめの生地からは、バターとレモンの香りがふわり。生地の中に忍ばせてあるレモンピールもうれしくて。これぞ、焼き菓子とコンフィチュールのお店としての底力。差し上げた方やおすすめした友人知人から「これ好き!」の声、続々届いています。
可愛くてバリエーション豊か。パケ買いしても、ちゃんとおいしい
また、ちょっとしたプチギフトにおすすめなのが「ディアマン4種の詰め合わせ」。その時々で数種類用意される柄からお相手のイメージに合わせて選ぶのも楽しく、中身のサブレも4種類それぞれが目の開くおいしさ。労いの気持ちや感謝の気持ちをぎゅっとコンパクトにして伝えたいときに重宝します。

また、今年の「母の日」のためには、エディブルフラワーを使用した美しい商品も。ベースは通常商品としても店頭に並ぶ「サブレシトロン」。アイシングに色付けするのではなく、彩はエディブルフラワーのみ。白を背景にエディブルフラワーの鮮やかさが際立ち、レモンの香りもこれまたビジュアルにぴったり。

こちら、「母の日」までの限定商品だったそうですが、定番化する話があるとかないとか。定番化してほしい! お渡ししたいお相手も、すでに数名。気になった方、共に祈りましょう。
笑顔から生まれるお菓子。そこから続く笑顔の連鎖
藤田さんがお菓子を作る理由。それは「誰かの笑顔が見たいから」。そして『ブルームス』に並ぶのは、そんな藤田さんをはじめ、お店で働かれているスタッフのみなさんが本当に「おいしい」と思えるお菓子だけ。これこそ、笑顔にしたい相手に贈るべきギフトだと、心から思います。
先日、タルトのショーケースを眺めながら思わず「おいしそう......」とつぶやくと、カウンターの中から「おいしいです!」とスタッフの女性。顔を上げると、ちょっと照れくさそうににっこり。作り手と買い手が「おいしい」を共感できるお店って良いなあと、うれしくなりました。
ブルームス(自由が丘本店)
電話:03-3725-0705住所:東京都世田谷区奥沢5-26-2営業時間:11:00〜18:00 定休日:月曜日(年末年始休暇あり)※ オンラインショップでも購入可 http://www.jiyugaoka-blooms.com
撮影/さくらい しょうこ
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