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巨大ECビジネスを動かしたのは、女性たちの「これ売りたい」

巨大ECビジネスを動かしたのは、女性たちの「これ売りたい」

世界中のすべての女性がもっと活躍するためには、ITスキルの習得がカギだと言われています。

都会から遠く離れた場所に住んでいる人も、何らかの事情があって自宅に長時間いなければならず企業勤めができない人も、事業を始めるための資金があまりない人も......、インターネットを活用すればいつでもどこでも低コストで世界中の企業や個人と繋がることが可能です。

そして、最近では宣伝の主流がSNSに移行しつつあります。SNSの多くは、スマートフォンやパソコンさえあれば無料で利用することができます。

多額の資金が必要だったこれまでの宣伝方法とは違い、工夫さえすれば誰でも自分のビジネスを世の中に広めることができるようになりました。

女性に沢山のチャンスをもたらしてくれるeコマース(EC)

2017年4月27日、女性のエンパワーメントのための国連機関であるUN Womenと国際貿易センター(ITC)、国際電気通信連合(ITU)らがパネルディスカッション「gender dimention of e-commerce(eコマースにおけるジェンダー的側面)」を協同で開催しました。

ITCが公開している同イベントのアジェンダでは、女性がITスキルを身につけてECに参入することのメリットを次のように解説しています。

ICT(情報通信技術)使用可能ソリューションを活用すれば、(女性起業家は)時間的及び距離的制約を克服でき、スキルを身につけて、社会と繋がることができます。(中略)

ICT産業やICT使用可能サービスといった高付加価値セクターを含むECに、女性がもっと参加すればエンパワーメントできるでしょう。

ITC」公式サイトより翻訳引用

パネルディスカッションでは、UN Womenの副エグゼクティブ・ディレクター、ラクシュミー・プリ氏は、eコマース(EC)こそが世界中のすべての女性に膨大な機会をもたらしてくれる分野だとスピーチしました。

ECにとって非常に重要な要素であるデジタルリテラシーと金融リテラシーは、女性の経済的エンパワーメントの7つの推進要因のうちのひとつとされています。

UN Women」より翻訳引用

自宅にいながらでも低コストで起業できるのがECの魅力のひとつ。しかし、プリ氏はECを推奨すると同時に「女性たちが無償の家事労働との二重の負担を強いられないようにすべき」と注意も促しています。

同スピーチで重点的に取りあげていたのは発展途上国の女性のケースですが、先進国の女性についても当てはまる部分は大いにあるでしょう。

巨大EC企業『アリババ』起業のきっかけも女性だった!

同スピーチでは、ECで女性のエンパワーメントを実践している企業の例として、UN Womenの戦略的パートナーである『アリババ』の取り組みを紹介。

「世の中のありとあらゆるものを販売している」同社のジャック・マーCEOは、2015年9月に開催されたイベントの中で、プリ氏に『アリババ』起業のきっかけについて、次のように語ったそうです。

(ジャック・マー氏は)現在の巨大ビジネスは、女性数人からの要望にインスパイアされてはじめたのがきっかけだと、打ち明けてくれました。

その女性たちは、インターネット経由でマー氏に連絡をとり、自分たちが小規模で作っている商品を販売するにはどうすればよいのかと相談したそうです。

UN Women」より翻訳引用

マー氏によると、『アリババ』の管理職の約40%、従業員数の約60%が女性であり、さらに同社のオンラインマーケット上で取引している販売者・顧客も同様の男女比だそうです。

時間と場所と資金の制約を乗り越えて、世界中に気軽にアクセスできるインターネット。インターネットについてもっともっと深く勉強すれば、今以上に活躍する女性が増えるかもしれません。

UN Wwomen, ITC1, 2

image via Getty images

吉野潤子

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