前回、メッセの頻度で相手の好意をはかることはできない、と書いたあたし。とはいえ、プロフィールやメッセのやりとりだけでも、ある程度フィーリングが合うかどうかはわかることが判明。大人になったからこそ語れる女の本音と、大人だからこそ迷走する日々を語るシリーズ vol.7。

婚活中の女性が相手の男性に求めるものは、大きく分けると3つある。

ひとつは、顔やスタイルなどの外見。特にまだこれから出産を考えているならば、産まれてくる子供の容姿まで考えジャッジする女性もいる。

2つめは、職業や収入、年齢や出身地などのスペック。ここを重視する女性が多いのは、婚活サイトという「条件に合った男性だけを抽出できる」特色にも見合っている。

3つめは、性格やフィーリングといった感性および相性。こればかりは会ってみないことにはわからないが、プロフィールやメッセの交流だけでも、ある程度は推測できる。

婚活サイトでは、条件重視なほうが容易にマッチングできる

条件を重視する女たちにとって、婚活サイトは格好の出会える場所だ。検索条件に好みを入力すれば、一発で自分に合う男たちがリストアップされる。

「フィーリングの合う人がいい」なんてフワッとした好みは、検索条件の選択肢に入れられない。自ら好みの男を探そうとしなかったのは、フィーリング以外にこだわる条件がなかったからだ。

だがフィーリングは、会わなくても随所で判断することができる。

顔写真の表情や角度や髪型。自己PR文に書かれた内容と文体。メッセの頻度や言葉遣いやその内容。どれひとつとっても、フィーリングが合う人ならば違和感がない

逆にいえば、ひとつでも「おや?」と若干引くような違和感がある男とは、フィーリングが合うとは言い難い

メッセをもらい「なんとなく気が合いそう」と感じた男とは、できるだけリアルで会うようにしていた。そして会う前の直感は、ほぼ的中していた。

プロフィールの自己PRにわずかな見栄を感じる男は、初デートから自慢話や大風呂敷を広げる傾向があった。顔写真に違和感を覚える男は、ほぼ「現在より1年以上前」の写真を使っていた(つまり実物はもっと老けている)。メッセのやりとりがぎこちない男は、会話が下手だったり堅物すぎる性格がうかがえた。

フィーリング重視ならば、臆さず会ってみればいい

100名以上の男とメッセして、20名以上の男と実際にデートしたのち、あたしはひとりの男と正式に交際をスタートさせた。

彼からメッセをもらったとき、あたしはこれまでと同じように相手のプロフィールを凝視した。顔写真、スペック、自己PR文......そこに違和感はひとつもなかった

メッセでの交流も、これまで知り合った誰よりも楽だった。関西人らしく要所要所に笑わせるネタを入れてくることも、あたしにとっては好感が持てた。

本来、感性を重んじる女には、婚活サイトのような条件ありきの方法よりも、いきなりリアルで接触できるお見合いパーティーなどのほうが向いていたのかもしれない。

しかし残念ながら、40代以上向けのお見合いパーティーは開催自体が少ない。出会いに特化した「相席屋」も40代以上は無理だと聞くし、街コンに至っては「39歳以下」と明記してあるイベントがほとんどだ。

「もっと若いうちに、婚活現場に潜入しておけばよかった」後悔しても後の祭り。そもそも30代当時はパートナーがいて、婚活する必要がなかったのだから。

人生何が起こるかわからない。

ただひとつだけいえるのは、婚活しようと思ったときがタイミングだということ。

女の現役感は、現役でいようと意識する限り失われることはない。48歳の今それを体現できたのは、あたしにとって有意義な経験だったといえるだろう。

島田佳奈さんの連載をもっと見る

>>大人の恋愛リハビリ講座

image via Shutterstock