7月7、8日に、ドイツのハンブルクで開催されたG20ハンブルクサミット。

欧米メディアで注目されたのは、フランスのマクロン夫妻でした。

ブリジットのスタイルは体型重視

まずは、ブリジット夫人のスタイル。

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7日のハンブルク観光には、黒やブルーといった寒色の多い彼女には珍しいサーモンピンクのドレスが選ばれていました。定番の仕事服「ルイ・ヴィトン」です。

アルゼンチン大統領夫人のフリアナ・アワダと一緒の画像。大柄模様のロングドレスが似合う長身のフリアナと比べると、小柄なブリジットの膝上丈のドレスのバランスが絶妙なのがわかります。

そういえば、ブリジットのドレス姿はいつも膝が見えています。足が細くて小柄な体型を生かすスタイリングなんですね。

年齢よりも体型を重視、柄物ではなくカットやラインが美しい無地のアイテムを選び、シックな大人女性を演出。参考にしたいです。

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その夜の晩餐会では、黒と白の切り替えが鮮やかなパンツスーツ。かっこいいですよね。それにしても、足が細い!

写真撮影でマクロン大統領がとった行動

いっぽうマクロン大統領が注目されたのは、首脳陣の集合写真の撮影のときでした。

前から3列目にいた彼は何を思ったのか、ゆっくりと前列左へ移動していきます。

サミットのホストでもあるメルケル首相は、最年少で新人リーダーでもあるマクロン大統領を心配そうに見つめています。まるで学校のクラス写真で、落ち着きのない生徒に目を光らせる先生のよう。ひとりやふたりはいましたよね、そんなクラスメートって。

マクロン大統領が目指したのは、最前列の左端。そこにいたトランプ大統領の隣へ移るときに、彼の両腕を軽くたたいてあいさつしました。

譲歩はしないフランス大統領

もちろん、マクロン大統領が移動したのにはちゃんとした理由がありました。

ホスト国の首脳を中心として、いちばん端には最近就任した、つまりもっとも任期の短いリーダーが立つことになっているそうです。

つまり、大統領になって2カ月のマクロンは自分が立つべきポジションへ移動しただけ、ということのようです。ちなみに、最前列の右端には、同じく5月に就任した韓国の文大統領がいました。

でも、この移動には政治的な意図も含まれていたかもしれないと思ったのは、このふたりの大統領には次のような過去があったからなんです。

マクロン大統領は、就任直後の5月25日、ブリュッセルでのNATOサミットで初めてトランプ大統領と対面。トランプ大統領の相手の腕をひっぱるような威圧的な握手にもひるまず、手を握り続け、ついにはトランプのほうから手を離すという、珍しい展開となりました。

この握手について、マクロン大統領はこう言っています。

われわれは、小さな譲歩、たとえ象徴的なものでも譲歩はしないと示さなければならない。かといって、それを宣伝しすぎてもいけない。おおやけに非難するような外交は信じていないけれど、わたしが二国間会談するときには、どんなことも逃さない。それが尊敬を得る方法だからだ。

Independent」より翻訳引用

自分の行動や発言のひとつひとつが注目され、意味を持つということをしっかり認識しているマクロン大統領。

就任から2か月、39歳のフランス大統領は、夫人とともに、欧米メディアの注目と尊敬を獲得しつつあるようです。

Express, Independent

photo by Getty Images