世界最大のワイン会社のひとつ「トレジャリー・ワイン・エステーツ」のアイコンワインといえば、オーストラリア最高峰のワイン、「ペンフォールズ」。ワイン&スピリッツ誌のワイン・メーカー・オブ・ザ・イヤーを世界で唯一、25回連続(1990−2015)で受賞し、2016年には『ドリンクス・インターナショナル』誌で「世界で最も称賛されるワインブランドNO.1」に選出されるほど、有名かつ世界中に多くのファンをもつワインです。

そんな「トレジャリー・ワイン・エステーツ」が、新しくフランスのワインブランドを発表。そのローンチを記念する発表会とガラディナーが、先日パリのヴァンドーム広場にある「オテル・デブルー」で開催されました。

新旧世界が融合したフランスワイン

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新しく生まれたブランドの名前は「メゾン・ドゥ・グラン・エスプリ」。このワインを造ったのは、コンサルタント・ワインメーカーのセバスチャン・ロング氏。フランスの「旧世界」のワイン産地としての信頼性と醸造哲学に、アメリカやオーストラリアなど「新世界」の革新的精神と技術を融合し、この新しいブランドを完成させました。

16歳でワイン造りとブドウ園の管理を勉強しはじめたセバスチャンは、2004年にサロン・インターナショナル・ド・ノー・アグリカルチュアで行われた「ヤング・ワイン・タスターズ」のブラインド・コンペティションで最優秀賞を受賞し、業界でたちまち有名になった人物。フランスだけでなく、カリフォルニアやオーストラリア各地でワインメーカーとして活躍しています。

一つのブランドに異なる産地の味がそろう

20170801_wine_1.jpg今回発表されたのは、スパークリングワインとロゼを含む8種類。ボルドー、ブルゴーニュ、ローヌ、そしてセバスチャンの故郷であるプロヴァンスの4つの地域の8種類のワイン。どれも飲みやすく、それでいて産地の特徴が1本1本表現されていました。

フランスのワインは原産地呼称統制法(A.O.C.)により土地の境界線を明確にしたり、産地によって使用可能なブドウ品種などが決められたりしていますが、アメリカやオーストラリアなどでは原産地制度はなく、品種主義に基づいてワインを造っています。

従来のフランスワインカテゴリーは、種類が多すぎ、複雑で理解困難な内容から、若い世代がなかなか親しみを持てないという課題がありました。その壁を取り除き、モダンでありながらも親しみやすく消費者が購入しやすいワインブランドになったのだそうです。

発表会で、トレジャリー・ワイン・エステーツのチーフ・マーケティング・オフィサーのマートン・サイモン氏は、「若い世代にもわかりやすく、受け入れられるようなワイン作りを目指し誕生したワイン」と語ってくれました。

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優雅で気高く、トランスフォーメーションの達人であるユニコーンがブランドの象徴。

シチュエーションに合わせてチョイスしたい

20170801_wine_2.jpg ワインのよさが発揮されるのは、やはり料理とのマリアージュ。「ラ・ミステリエール・サントネイ・プルミエール・クリュ」はピノ・ノワールを100%使用した複雑でリッチな味わいで、フォアグラとの相性が抜群。

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またこのブランドの最高ランクの「グラン・エスプリ・サンテステフ」は、際立つフルーティーな香りと、スムーズな味わいにも拘わらずしっかりとしたボディーは絶妙で、肉との相性も抜群。やはりワインは料理と一緒に味わうことで、いっそう楽しむことが出来ると再度実感した瞬間でした。

今回紹介された「メゾン・ドゥ・グラン・エスプリ」は、今年10月上旬から日本でも発売開始予定。同じブランドでさまざまなフランスの地域のワインを楽しめるので、機会によって使い分けられそう。またひとつ、ワインを選ぶ楽しみが増えました。

トレジャリー・ワイン・エステーツ・ジャパン

電話:03-5777-0596
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