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ワインの健康診断「リコルキング」。石田純一さんの秘蔵ワインをケア

ワインの健康診断「リコルキング」。石田純一さんの秘蔵ワインをケア

最近は、ワインの勉強をしている女性も多くなりましたね。知るほどに奥が深いワインの世界、さらに奥行きが深まるようなワインイベント、「リコルキング・クリニック」が先日、東京で開催されました。

オーストラリアで173年続くワインメーカー「ペンフォールズ」では、自社の15年以上のヴィンテージワイン所有者に対して、ワインの熟成状態が適切かどうかをチェックし、必要に応じて、抜栓、試飲、コルクの交換などを無償で行う、ワインのアフター・サービス「ペンフォールズ・リコルキング・クリニック」を世界各地で行っているのだそうです。

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日本では初めてという今回のイベントのために、ペンフォールズのチーフ・ワインメーカー、ピーター・ゲイゴ氏が来日。

芸能界でもワインコレクターとして有名な石田純一さんがゲストとして登壇。石田さんは、ご自身のセラーに約200本のワインを有しており、ペンフォールズも7本お持ちだとか。今回、リコルキング・クリニックを依頼したのは、「グランジ2002」と「セント・アンリ1993」の2本。

26年前から始めたこのサービスは、15年以上のヴィンテージを持つペンフォールズの赤ワインが対象となります。これまでに15万本以上のワインが診断を受けてきたそうで、なかには一度に100本くらい持ってくる人も。今年実施した香港では、ジャッキー・チェンが持ちこんだマグナムボトルをリコルキングしたそうです。

コルクの状態がリコルキングの一基準

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持ちこまれたワインは、その場で水位を確認。専用のチェッカーがあり、基準ラインより下がっている場合のみ抜栓します。ちなみに石田さんの持ち込んだ「グランジ」は完璧な状態だったので、開栓はありませんでした。ゲイゴ氏は「リコルキングは、水位が下がっているときだけにする最終手段」とおっしゃっていました。

一方、「セント・アンリ」の方は水位が下がっており、コルクに浸みがありました。「これは、保管中に熱が加わったのでしょう。来週飲むならOKですが、そうでなければリコルキングしましょう」と、リコルキングの対象に。コルクの状態がリコルキングのひとつのバロメーターになるそうです。

抜栓は、2つのオープナーを同時に使う、ダブルフィリックスという方法で行います。これだと、コルクが崩れるのを防げるそうです。また、ワインはコルクが抜けた途端劣化するので、酸素との接触を防ぐためガスを注入。さらにゲイゴ氏は、ワイン総量の2%である15ミリリットルを試飲。ワインの状態が良好なのを確認すると、ボトルにクリニックの日付が入った認証ラベルを貼りました。保証をつけることで、状態の良くないワインが市場に出回ることが防げるのだそうです。そして減った分の「セント・アンリ」を補充。15ミリリットル以下なら、新しいワインを足しても味わいへの影響はないそう。そして新しいコルクとキャップを装塡、もし漏れたらわかるようにとペンフォールズのロゴ入りのペーパーで包んで、日本初のリコルキングは終了しました。

リコルキングでワインの健康を守る

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この日、リコルキングしたワインについて、ケイゴ氏は、8年後くらいに飲むのがベスト、とおっしゃっていました。ちなみにリコルキングは1度だけで、それ以上だと本来の質が変わるのだそうです。石田さんは「今、1歳になった娘が小学校に入ったら、お祝いに飲もうかな」と、再度このワインが開栓される日について語ってくださいました。

ケイゴ氏によると、クリニックを開く目的は、自分の所有ワインのクオリティに不安を抱いている人への保証であり、啓蒙なのだそう。子供や孫を連れてくる人もいて、長く保存できるよう、セラーの仕方などのアドバイスもするのだそうです。

開けてすぐ飲んでしまうワインとは別に、何かの節目に開けるワインや、財産として残すワインは、共に年月を過ごした家族のようなもの。私たちに健康診断が必要なように、そんなワインの健康も守ってあげたいですね。

取材協力:トレジャリー・ワイン・エステーツ、写真:(c)トレジャリー・ワイン・エステーツ

松田朝子

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