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知っているつもりで意外と知らない「女性ホルモン」おさらい

知っているつもりで意外と知らない「女性ホルモン」おさらい

「女性ホルモン」というワードに、やけに敏感になる今日この頃。ちゃんと分泌されているかしら、更年期はまだ大丈夫かしら......。

そんな悩める大人に、「女性ホルモンは増やせばいいってもんじゃない!」とぴしゃりと言って放つのが、「MYLOHAS」で連載を持つ女性医療ジャーナリストの増田美加さんです。

あらためて「女性ホルモン」を考える

女性ホルモンといえば、女性の体や心、肌のコンディションに密接に関わっていることはご存じの通り。分泌するのは「卵巣」で、女性ホルモンには「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」という2種類があります。

女性ホルモンが潤沢にあれば、肌や髪はうるおい、体調は良く頭も冴え、幸福感に満たされる......。そんなイメージがありますし、たしかに間違いではないのですが、実は女性ホルモンによって相対するような出来事が体のなかで起こるのです。

生理痛、生理不順、頭痛、肩こり、疲れ、冷え、むくみなどの体の不調、イライラ、落ち込み、不眠、うつっぽいなどの心の不調も、女性ホルモンが影響しています。吹き出物、肌荒れ、乾燥といった肌の不調も、女性ホルモンの影響であることが少なくありません。

MYLOHAS」より引用

真逆の働きをするふたつの女性ホルモン

エストロゲンとプロゲステロンは、それぞれ異なる働きをしています。エストロゲンは、女性らしさをつくるホルモン。脳や自律神経、皮膚と骨、感情などに働きかけます。一方のプロゲステロンは妊娠を助けるホルモン。これらふたつのホルモンは、「一般的には、真逆の働きをしている」のだそうです。

女性ホルモンのリズムから、1か月は「生理の時期」「卵胞期」「排卵期」「黄体期」の4つに分かれています。このサイクルによって、ふたつの女性ホルモンの分泌がともに減る時期もあれば、どちらかが最高値になる時期もあります。肌がカサカサしたり何かにつけてイライラしたりすると「女性ホルモンが足りないのかな」なんて心配になりますが、ただ一概に「足りない」のとは違うようです。

エストロゲンの分泌が多い「卵胞期」から「排卵期」までは、ひと月のうちで体も心も絶好調、お肌もキレイです。このことを知っていれば、この時期に仕事でもプライベートでも大事な予定を入れると、体調がいいのでなかなかうまくいきます。

MYLOHAS」より引用

なるほど。女性ホルモンの分泌サイクルにあわせてスケジュールを組むなんて、ちょっとした「大人のたしなみ」と言えるかもしれません。とはいえ、女性ホルモン云々に関わらず、大人の女性なら「生理が終わったころの肌は調子がいい」などと、自分のコンディションのいいときを知っているはず。その肌感覚はあながち間違いではなかったのですね。

さて、冒頭でふれた「女性ホルモンは増やせばいいってもんじゃない」という女性医療ジャーナリスト・増田美加さんの言葉。その理由が気になります。「誤解してはいけないのは、女性ホルモンを単純にアップすればいいわけではないということ」と増田さん。

エストロゲンを増やしすぎれば、乳がん、子宮体がん、卵巣がんなどのリスクが上がります。あくまでもバランスが大事。多すぎても少なすぎてもダメ。バランスが崩れると、さまざまな不調が起こります。

MYLOHAS」より引用

女性ホルモンのバランスが崩れたときの対処法は、次回に。「MYLOHAS」の記事には今回の内容もより詳しく書かれていますので、ぜひご一読を。

MYLOHAS]

photo by Shutterstock

Writing by大森りえ

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