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ストップ! 街角のセクハラ。フランス男女平等担当副大臣の奮闘

ストップ! 街角のセクハラ。フランス男女平等担当副大臣の奮闘

2012年に職場でのセクハラ禁止の法律が導入されたフランス。1度きりのセクハラ行為でも対象になり、最高で懲役3年、45,000ユーロの罰金(約600万円)が課せられることになっています。

そしていま、フランス政府は公共の場でのセクハラ行為の処罰に向けて動いています。

公共の場でのセクハラも許さない

その先頭に立つのが、フランスのマクロン内閣で最年少、34歳のマルレーヌ・シアパ首相付男女平等担当副大臣

彼女の最重要課題は、フランスの公共スペースを女性たちにとって安全なものにすること。つまり、街角でのセクハラに対してその場で処罰できる法律の制定に向けて奮闘しているんです。

フランスのひどい現状

労働者階級の家庭で育ったシアパ副大臣は、学生時代に男性から声をかけられたり触られたりして通学路を変えざるをえなかったこともあったそうです。

そんな経験もある彼女は、公共の場でのセクハラはひどい状況だと言います。

フランスでは大きな社会現象なんです。男性が女性の後をつけて話しかけてくるような場合ですね。女性はひとりだから無力なんです。助けを求めて叫んだりしないのは、「(セクハラは)それほどひどくない。歩いて逃げきるわ」と考えるから。

男性はそんな行為をしても許されると思うんです、「フランスの恋人」を演じているだけですから。

The Guardian」より翻訳引用

男性側が、公共の場でのセクハラを「許せない行為」と認識しておらずに、言動を続けているという現状。

5歳と10歳のふたりの娘の母親でもあるシアパ副大臣が、街角でのセクハラ禁止を重要な任務として立ち上がったのには無理もありません。

短編映画が描くセクハラ

このニュースで思い出したのが、こちらの記事で取り上げたフランスの短編映画『Majorité opprimée(抑圧された大多数)』です。

2010年に発表されたこの映画では男女の立場が逆転して描かれていますが、似たような経験のある少女や女性たちは世界中にいます。

どんな場所ででもセクハラ行為は許せない。シアパ副大臣の奮闘と法律制定への動向には要注目です。

NPR, The Guardian1, 2, フランス大使館

photo by Shutterstock

ぬえよしこ

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