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シャーロッツビルその後。オバマやガガ、世界の反応は......

シャーロッツビルその後。オバマやガガ、世界の反応は......

アメリカ第一主義を推し進めるドナルド・トランプ大統領の就任以来、アメリカ全土で浮き彫りになったのが、移民や白人以外の人種への差別という問題。

2017年8月12日には、ヴァージニア州シャーロッツビルでついに悲劇が起きました。「言論の自由」を盾に人種差別を容認する白人至上主義者の集会に、集会に講義する反対派の車が突っ込み、死者1名、負傷者19名をだす大惨事にいたったのです。

今後、アメリカはどのような方向に向かうのでしょうか。

シャーロッツビル事件への有名人のコメント

事件後、トランプ大統領は白人至上主義者を明確に非難しない、歯切れの悪いコメントを発表。物議を醸したのも記憶に新しいところです。これとは対照的に、前大統領のバラク・オバマ氏のツイートが人びとの支持を集めています。

肌の色や、その生い立ち、あるいは宗教を理由に生まれながらにして他者を憎む人間など誰もいない」というネルソン・マンデラの言葉の一部を引用したこのツイッターは300万という驚異の支持を得ました。マンデラの言葉は続きます。「人々は憎むということを学ばねばならない。そしてそれを学んだのち、他者に愛とは何か教えるだろう」

これまで、人間の多様性を尊重する曲を発表してきた歌手のレディー・ガガは、こんなコメントを発表。

「アメリカから憎悪を追い出すために本当の指導者が現れることを祈るわ。こんなのアメリカじゃない! アンチ・アメリカンだわ」とトランプ大統領のあいまいな姿勢を批判しました。

人種差別の一因はアメリカ経済の不調か?

移民の国、アメリカ。自由を求めて、さまざまな国からやってきた多様な人種が住まう国であるがゆえに、異なる民族同士の軋轢が生まれてきたのも歴史的事実です。

白人至上主義者の著しい台頭には、トランプ大統領の当選だけでなく、近年のアメリカ経済の不調が関係しているとも言われます。労働者階級だけでなく、知識層のなかにも社会へ不満をもつ人が増加。2016年の大統領選でのトランプ陣営の勝利は、このような社会不安を利用したものという味方もあります。

しかし、暗い社会情勢のなかに明るい兆しも見えつつあります。

事件のアメリカ社会への影響

事件後、世界各地から優秀な技術者が集結するシリコンバレーの大企業を中心に、差別主義者を社会的に排除する動きが生まれています。

たとえば、アメリカ国内のマッチングサイトを運営・制作する「OKQupid」と「Bumble」の2社は、アプリに登録している会員のうち、白人至上主義者、あるいは人種差別容認派と推測される人物の登録を抹消することを決定しています。

FOXNEWS.com」が報じたニューヨークのカフェでの出来事もその一例です。カフェスタッフがアジア系の客のレシートに、中国人の蔑称であるChing chongと記載。これがおおやけになり、差別用語をレシートに印字した店員が解雇させられました。

排他主義は世界中に存在します。現代社会で歴史を自分の目で見直すことが現状を変えると信じたいものです。

Los Angels Times, FOXNEWS.com

photo by Gettyimages

ニュイエン園美

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