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仮想通貨ビットコインって何? の疑問にNYTimesが答えます [The New York Times]

The New York Times

仮想通貨ビットコインって何? の疑問にNYTimesが答えます [The New York Times]

仮想通貨ビットコイン。話題を呼んでいるわりに、その仕組は複雑で、何だかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。そんな人の疑問に答えます。

Q. ニュース画像でよく見るコインがビットコインなの?

A. いいえ、あれは単なるイメージ画像です。ビットコインは物理的な実体のあるお金ではなく、世界中にいるユーザーが使っている電子マネーの決済システムです。

最小単位は、1サトシといいます(0.00000001ビットコインに相当)。サトシ・ナカモトと名乗る、発明者にちなんだ呼び名です。

ややこしいことに、「ビットコイン」というのは通貨のように記録されるひとかたまりのデータ単位であると同時に、それが取引されるネットワークのことも指しています。

クレジットカードを使った電子決済を支えるのは、Visaなどのクレジットカード会社です。これとは違い、ビットコインは一企業によって運営されているわけではありません。世界中に分散したコンピュータのネットワークが全ての取引を記録することで、システムを成り立たせています。

世界のどこかでビットコインを使った支払いが行われるたびに、取引と残高の記録が刻々とアップデートされていきます。この記録の連なりをブロックチェーンと呼びます。

Q. 犯罪者がビットコインを使う理由は?

A. ビットコインのアドレス(銀行でいう口座にあたる)は誰でも簡単に取得することができます。個人情報を明かすことなく、匿名でお金のやり取りができるのです。

ビットコインの流通量が増えたきっかけは、違法薬物売買のための闇サイト「シルクロード」で2011年に利用が可能になったことだと言われています(2013年にシルクロードは閉鎖)。

最近ではランサムウェア(身代金要求型コンピュータ・ウィルス)でも、支払いにビットコインが指定されています。

Q. 政府の取り締まりは受けないの?

A. ビットコインのすべての取引と利用者残高は、世界中に分散する協力者によるコンピュータ・ネットワークが管理しています。2017年後期の時点で9,500個の端末がこの作業に協力しています。

米国など特定の国の政府が自国民にこのネットワークへの参加を禁じても、他国の人々でネットワークを維持できます。この分散型のシステムは、中央集権を嫌う人々の支持を得ています。

Q. 利用者が勝手に自分の残高を増やせるのでは?

A. ビットコインのデータベースの履歴(ブロックチェーン)の更新に協力する人が手元のコンピュータ上でデータを改ざんし、自分の残高を増やすことは可能です。でも、他のコンピュータに残っている記録と整合性がない数字は無視されてしまうため、そうする意味がありません。

Q. 合法的な使い方は?

A. ビットコイン全取引の中で違法なものはごくわずかです。ほとんどの取引は価格の高騰を見込んだ投機的なものです。その他に、下記のような使い方もされています。

アルゼンチンやベネズエラなどインフレ率が高い国々では、預金の価値を守るためビットコインが買われています。

海外送金にも重用されています。銀行を介して大きな額のお金を外国へ送金しようとすると、数週間かかることもありますが、ビットコインなら数分でできてしまうからです。

Q. ビットコインはどうやって買うの?

A. ほとんどの国に、自国通貨でビットコインを購入できるサービスを提供する会社があります。米国のCoinbaseという会社では銀行口座からの振替やクレジットカードを利用してビットコインが買えます。アカウント開設には事前に本人情報や本人確認資料などを提出する必要があります。

書類の提出や本人確認なしで、現金でビットコインを買うことができる対面販売の業者も存在します。

Q. ビットコインの価値はどうやって決まる?

A. ビットコイン取引所でのビットコインの価格は常に変動しています。株式や金のように、需要と供給によって決まります。

Q. 採掘(マイニング)とは?

A.新しいビットコインが発行され、ネットワーク維持に協力するコンピュータに報奨として与えられる工程を「採掘」といいます。協力者は採掘者と呼ばれます。

ビットコインで取引が行われる際、それを記録するための作業が必要です。この処理をするため、ネットワークに参加している複数のコンピュータが名乗りをあげます。その後、それらのコンピュータ同士の競争が発生します。最初に作業を完了した者が勝者となり、報奨として新しく発生したビットコインをもらうことができるのです。

報奨金の額は時を追うごとに減っていく仕組みで、4年ごとに半額になっていきます。

今は約10分おきに発生し採掘者に分配されているビットコインですが、2,100万個目を最後に、新たなものは作られなくなります。現時点で存在するビットコインは1,600万個で、最後の発行は2140年だと予想されています。

だれでも自分のコンピュータを使って採掘者になることが可能です。でも現在では、計算速度が速い特別仕様のハードウェアを持った人しか勝てないのが実情です。

Q. 仮想通貨は他にもある?

A. たくさんあります。でもビットコインに比べるとまだ利用者が少なく、そのため価値も高くありません。

Q. 発明者のサトシ・ナカモトとは何者?

A. ビットコインは2008年にサトシ・ナカモトと名乗る発明者によって世に出ました。ナカモト氏はメールとソーシャルメディア以外では外部とコンタクトを取っておらず、その正体は不明です。これまでにナカモト氏ではないかと言われた人物は数人いますが、確定はされていません。

ナカモト氏はビットコインのルールを発表した後、2009年にソフトウェアをリリースし、その2年後に姿を消しました。ソフトウェアは誰でもダウンロードして使うことができ、ナカモト氏は特別な権限を持っていません。

© 2017 The New York Times News Service[原文:What Is Bitcoin, and How Does It Work?/執筆:Nathaniel Popper](抄訳:Tom N.)

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