40代は「年齢的にまだまだいける」というポジティブな思考と、「もういい年だから」とネガティブに諦める気持ち、両方を行ったり来たりする微妙な年齢です。

中年期の迷える心理「ミッドライフ・クライシス」とは

まだ若さを手放したくない執着心と初老を受け入れなければならない葛藤から、45歳前後でひどく気分が落ち込むことを「ミッドライフ・クライシス(中年期の危機)」と言います。

Woman'sDay」によると、気分の落ち込み以外にも極端にネガティブになる、よく物忘れをする、不眠症に悩まされる、外見の劣化を気に病む、セックスに興味がなくなる、自信を失うなどがミッドライフ・クライシスのサインといわれています。

自覚はなかったものの、すべて40代に入ってからの私に当てはまるかも。

まずは、40代にありがちなネガティブな口癖をやめてみる

ただ複数の心理セラピストによると、そもそも「ミッドライフ・クライシス」とは自分が作りあげる虚像のようなもので、払拭することができるそう。そのひとつの方法が、ネガティブな口癖をやめてみること。

まずは、以下のような言葉を発することを控えてみるといいようです。

「この年齢だともう手遅れだから」

この言葉はとても危険です。なぜなら、存在し得るはずのない賞味期限を自分で植えつけてしまうからです。これから自分の人生に彩りを与えてくれるであろう人、場所、物事すべてを真っ向から排除していくようなものです。

CountryLiving」より翻訳引用

多数の著書をもつ心理セラピストのR・ルドウィック氏によると、人生を謳歌するのに年齢はまったく関係がないとのこと。必要のない年齢制限を作ってしまっているのは、ほかならぬ自分自身ではないか? と説いています。

そもそも年齢で自分に限界を作ってしまう理由など、どこにも見当たりません。何かを始めたければまずは自分の思うままに進めればいいだけなのです。

「若ければもっと人生を楽しめるのに」

カリフォルニア大学サンディエゴ校の医学部の研究によると、メンタルヘルスは年齢を重ねれば重ねるほど強化されていくとのこと。むしろ、20代と30代が一番、不安や憂鬱を感じやすく深刻なストレスを受けやすい時期です。それ以後は、自分の人生を豊かに彩ることに長けていく年代に入っていくのです。

CountryLiving」より翻訳引用

昔の方が、良かった。そういう部分もあるかもしれませんが、忘れているだけで若い頃こそ失敗や挫折、不安を感じることがそれなりにあったはずです。むしろ今の方が対応力や経験力があるぶん、先を読む力やメンタルは強化されているはず。

人生を楽しむのに年代は関係ありません。むしろ、辛酸をなめた20代、30代を経た今。年齢を重ねるほどに人生を楽しんでいけるという自信を持つべきなのです。

「一生、なんのキャリアもなくこの会社に埋もれていくんだわ」

年齢でキャリアを諦めるのは、間違っています。米国経済研究所の調査によれば、45歳以上で転職した82%の人が理想の職につき、給与も上がっているそうです。もちろん、それなりの努力を積んでの結果ではありますが。

CountryLiving」より翻訳引用

キャリアアップをしたければ、年齢で諦めるのではなく努力をしてみること、それが大切なのです。このまま退屈な会社に骨を埋めるしかないだなんて、誰が決めたのでしょう? 他ならぬ自分自身でしかありません。嘆く前に、まずは実行です。

「年齢だから、太りやすいのよ」

ネガティブな発言は、あなたの魂に宿ります。自尊心や自己評価を貶めることになり、決していいことではありません。周囲もいちいちそんな言葉を聞きたくないはずです。

CountryLiving」より翻訳引用

私もうっかりこの言葉を使ってしまいます。年齢とともに衰えていく代謝。言い訳したくもなります。でも聞きようによっては、"だから少しぐらい太ってもいいでしょ"、と開き直っているようにもみえて見苦しいです。そう、誰もこんな言葉に興味はないし、わざわざ口にする言葉ではないと改めて思います。

太りやすければ、どう努力してダイエットするか。そう考えていく方がはるかに健全です。

40代は複雑な感情が入り乱れ、戸惑う時期です。だからこそまずはネガティブにならないこと、これらの言葉を口にしないことから始めてみるとよさそうです。

一度きりの人生を楽しく過ごしていきたいですからね。

Woman'sDay, CountryLiving

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