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年をとるのが楽しくなりそう。50代以降に伸びる能力はこんなにある!

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年をとるのが楽しくなりそう。50代以降に伸びる能力はこんなにある!

人間のあらゆる能力は、年齢を重ねるほど衰えていく、というのがこれまでの定説でした。体力だけでなく記憶力や集中力、新しい物事への適応力や柔軟性、そして好奇心や感受性などありとあらゆるものが、誕生日を迎える度に指のすき間からこぼれ落ちていくかのような......。

もし本当にそうであれば、多くの人が「年をとりたくない」と思うのも無理はないでしょう。しかし、「Business Insider Japan」によると人間のいくつかの能力は50歳以上でピークを迎えるようです。

50代で人の気持ちを察することができる

これによると、何も言わなくても、微妙な表情からその人の気持ちや現状などを鋭く読みとくことができるようになるのは50代になってから。しかも、顔全体の表情を見なくても目元だけで判断できるようになるそうです。

計算能力のピークが50歳前後であることを示した先の研究では、他人を理解する洞察力について調査するため、1万人を対象に、人間の目の周りだけを切り取った写真を見せた。研究者らは、目を見るだけで他人の感情を正しく認識する能力が最も高いのは、50代の人々であることを発見した。

Business Insider Japan」より引用

一生懸命作り笑いをしていても悲しそうな目をしていたら、それを見抜くことができるということですから、まさに長年の人生経験の賜物と言えるでしょう。心の機微に敏感な人というのは、とても魅力的ですし仕事面でも頼りになります。

判断力のピークは60歳以降

トレンドを敏感にキャッチしたり、新しい情報をスポンジのように吸収できるのは、確かに若い世代の特権かもしれません。しかし、物事をよく理解して正しく判断・対処する能力は60歳以上が最も高いそうです。

2010年のある研究によると、さまざまな観点を考慮し、不確実性を推定し、解決策を思い描いて、対立する問題を最も良く分析できたのは、少なくとも60歳の人だった。

Business Insider Japan」より引用

トラブルが起こったときに落ち着いて対応できる、というのもこの世代ならではの長所。人生経験がまだ少ない若い世代だとパニックになってしまうような場面でも、いくつもの修羅場をくぐり抜けてきた60代なら、「またか」と冷静に対応できるかもしれません。

語彙力は60代後半~70代前半が最も高い

年齢を重ねた人が書いた文章を読んだとき、その言葉の重みに心を強く打たれることはありませんか?

もちろん、若い人の文章やスピーチにも、快活さや純粋さが満ちていてその世代ならではの良さがあります。しかし、年齢と人生経験を重ねることでしか得られない、言葉選びのセンスや語彙力というのもあるようです。

約4万9000人を対象とした先の2015年の研究は、被験者に一連のテストを課し、人間の語彙力が60代後半~70代前半で最も高くなることも発見している。抽象概念の間の関係性に気付くのが早いのは、より若い層の人々だったが、年長者グループは、言葉の定義に関する複数選択式のテストで最も良い結果を残した。

Business Insider Japan」より引用

若い人が真似をして老成した文章を書こうとしても、多くの場合ただの背伸びした文章になってしまうので(もちろん中には早熟な天才もいるでしょうが)、こればかりは年齢を重ねないと手に入れられない能力。

この研究結果を知ると、気持ちが明るくなって年齢を重ねるのが楽しみになりそうです。

Business Insider Japan

photo by Shutterstock

吉野潤子

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