チェックイン前から酔いしれたい。大阪エアポートワイナリー
1,351
空港という場所はなぜかわくわくしませんか。飛行機のある風景やこれから旅立つという高揚感、工夫がこらされた施設やショッピングスポットなど楽しみは色々あります。また、旅の楽しみに欠かせないのは、その地方や場所でしか味わえない食との出会い。もしも空港が美食の生産地になるならば、空港における楽しみがまた一つ増えるかもしれません。
世界初となる空港内のワイナリー
大阪国際空港(伊丹空港)内に新たにオープンするワイン醸造所「大阪エアポートワイナリー」では、実際に空港内でワインの醸造が行われています。ワインバルも併設され、醸造風景を眺めながらのできたてのワインを楽しむことができるのです。
地域のための小さなワイナリーから
この「大阪エアポートワイナリー」を運営する「深川ワイナリー東京」は、東京の門前仲町にある小さな小さなワイナリー。ここで様々な種類のオリジナルワインを製造しています。夜にはバーとしても使えるテイスティングスペースもあり、ぶどうの収穫ツアーを開催したり、顧客が破砕作業をボランティアとして手伝っていたりと、知る人ぞ知る「おらが町のワイナリー」として愛されています。
深川ワイナリーオリジナルラベルのワイン。奥はデラウェア(白ワイン)、手前のグラスはマスカットベリーA (赤ワイン)。スパークリングもある(深川ワイナリー東京にて撮影)。
ワイナリーといえば、広大な土地に広がるぶどう畑、というイメージが強いかも知れません。
収穫ツアーは山梨の他に、北海道などへも。ここで積んだぶどうは実際に商品として醸造される(深川ワイナリー東京主催のツアーにて撮影)。
でもここはそうではありません。ぶどうは国内外の生産者と結び、えりすぐりのものをその時期と熟成度に合わせて入荷しています。狭いスペースに並ぶ銀色のタンクを見ながら、こんなやり方があったんだ、と感動したことをいまだに覚えています。
整然と並んだタンク(深川ワイナリー東京にて撮影)
そのノウハウが「大阪エアポートワイナリー」に存分に生かされているのですから、これは期待するなというのが無理というもの。
ワインができる工程を体験できる貴重な機会だと、重労働な破砕作業にもかかわらずボランティア希望者は多い(深川ワイナリー東京にて撮影)。
経由地ではなく、旅の目的地として
生ビールのようにタップから注がれるワインは8種類。それだけでなく、空港という地の利を生かして、日本各地からシーズン毎のワインや100種類を越えるヨーロッパのワインもスタンバイ。
オリジナルデザインのラベル(ラベルデザインは変更される可能性があります)。
空港から半径50マイル以内の食材を使った、地産地消のオリジナル南イタリア料理と一緒に楽しめば、旅の疲れなどあっという間にいやされてしまいそう。
醸造歴20年以上の醸造家・照屋賀弘氏も常駐予定で、ワイン醸造体験やオリジナルワインづくりなど、空港でありながら「コトづくり」も提案していくというのですから、さらに楽しみが広がりそうですね。
照屋賀弘氏
伊丹空港といえば、出張などビジネス利用も多い場所。よく利用しているけれど、普段はただ経由しているだけ、という人も多いことでしょう。
けれども、これからは経由地ではなく目的地としての新しい空港の楽しみ方があなたを待っています。ついつい出張予定ばかり入れてしまわないよう、どうぞご注意ください。
大阪エアポートワイナリー
大阪国際空港(伊丹空港)内/2018年4月18日オープン(予定)/公式サイト
Ranking
子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント
Sponsored
肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ
Sponsored
女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法
Sponsored
冬の隠れ悩み「デリケートゾーンのかゆみ」には正しいケアを
Sponsored
子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント
Sponsored
肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ
Sponsored
女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法
Sponsored
子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント
Sponsored
女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法
Sponsored