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独りで老後を迎えてもノープロブレム。マネーの逆転発想

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世の中にはさまざまな「資産運用術」が存在しますが、自分にフィットするものはありますか?

忙しく働く女性に向いているお金の動かし方を、宮園泰人著『オトナ女子のちゃっかり資産運用術』 を参考に考えてみましょう。

「老後生活」はお金が足りないという不安

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今のアラサー・アラフォー世代の女性たちは、学校を卒業したら社会に出て働くのが当たり前で、男女平等の意識が強い世代です。しかし、定年まで働き続けることを基本としている男性と比べ、女性の人生には不確定要素が多く、将来設計が描きにくいといえます。その分、女性は将来に対する不安感も大きいように感じます。(中略)
しかし、一見複雑で多くの内容が含まれているようでも、ご相談の内容を仕分けると、大きく5つに分類できます。

22~23ページより引用

ここで筆者があげている女性が抱える将来への5つの不安とは、

① 仕事と収入
② 結婚
③ 子どもと育児
④ 親の介護
⑤ 老後生活

親世代とは大きく変化した時代を生きている中で、気にかかることはいろいろとあるものですが、とくに老後生活は、予測がつかないだけに言い知れぬ不安がつきまとうものです。

プロスポーツ選手として活躍したあと、さまざまな投資方法について研究してきた著者は、年金は気休め程度の金額しかもらえないといいます。厚生年金の平均受給額は、月14万4886円、かなり心細い金額です。

ちなみに、老後の生活費は、総務省統計局が行った2016年度の家計調査によると、夫婦2人の高齢無職世帯の実収入は21万2835円で、消費支出は23万7691円。収入と支出の差は、5万4711円になります。そして、高齢無職単身世帯の女性の実収入は、一世帯あたり1か月平均は13万875円で、消費支出は15万3433円。なんと、3万1992円ほど、消費が上回っているのだというから驚きます。

老後生活の収支は、夫婦であっても単身であっても、年金などの社会保障給付だけでは、生活費の全額を補うことができない現実が分かります。

“自分で働く”のでなく、“お金に働かせる”という発想

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結婚する・しないに関わらず、多くの女性の人生は1人で幕を下ろします。女性が単身で老後を迎えた場合、65歳まで働いたあと平均寿命の24年生きたとすると、不足する生活費はおよそ921万円になるのだとか。しかし、現状において、忙しい毎日を過ごす私たちが、新たなお金を生み出すということは、時間的にも至難の業です。だからこそ、自分で働くのではなく、お金を働かせる投資の重要性について著者は語ります。

普通に働いているだけでは目の前の生活費を稼ぐだけで精いっぱいで、老後資金の準備までは手がまわらない、というのが現実です。特に就労状況が不安定な女性であれば、その傾向はより顕著でしょう。そこで重要になるのが、自分で働くのではなく「お金」を働かせること、「投資」という発想です。(中略)
私がおすすめしたいのは、株や外貨などの金融資産ではなく、「収益物件」への投資、つまり「収益物件運用」です。一言で「収益物件」といってもさまざまな種類がありますが、忙しい女性に最適なのは、資産運用型マンションです。

90~99ページより引用

資産を形成するための方法には、リスクが大きすぎるものもあるのだとか。そこで著者は、資産運用型マンションの運用を推奨しています。ひと言でいえば、収益物件(賃貸マンションなど)のオーナーになって、家賃を受け取る側にまわること。収益物件を購入・運用することにより、家賃収入のほか、保険効果・高利回りを得ることができるのだといいます。

物件によっては、まったく自己資産がなくても、資金全額を借り入れることが可能なのだとか。理由としては、毎月の家賃という確実な収益が見込めて、物件自体の資産性も高いため、金融機関にとってはリスクが低い貸出先であることがあげられています。

初期投資10万円で借り入れでスタート。ローンは家賃収入から返済しつつ、毎月5000円あれば十分なのだとか。とはいえ、空き室や家賃滞納などにともなうリスクも気になります。老後の資金調達のひとつの案として、候補にいれておくとしましょう。

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オトナ女子のちゃっかり資産運用術

著者: 宮園泰人
発行:幻冬舎
定価:1,500円(税別)

Photo by Getty Images

ナカセコ エミコ

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