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日系企業とはここが違う。外資系企業のワークスタイル [MASHING UP]

MASHING UP

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2018年2月22〜23日にトランクホテルで開催されたビジネスカンファレンス「MASHING UP」。Unleash Yourself (自分自身を解き放とう)のテーマの下、多彩なセッションやワークショップが繰り広げられました。カフェグローブはイベントに密着取材、パワフルな現場の様子をレポートします!

外資系は実力主義で合理的、日系企業は年功序列で安定志向など、外資系と日系企業では働き方や企業風土に違いがある、ということがよく言われます。

世界と日本では決定的に違うことがあるのでしょうか? グローバルに働くうえで心がけたいポイントは? パナソニック株式会社の山口有希子さん、株式会社ロジクールの秋吉梨枝さん、フィナンシャルタイムズの稲垣佳奈さんを迎えて行われたセッションでは、日々の仕事で感じること、文化の違いによるギャップ、そして枠を乗り越えるためのコミュニケーション術などが語られました。

大きな違いといえば「スピード感」

日系企業、サンフランシスコでのスタートアップ企業勤務を経て、現在、株式会社ロジクールでデジタルマーケティングを担当する秋吉さんは、まずスピード感の違いに驚いたと言います。

「アメリカでは、完璧さよりも前に進めることに重きが置かれる。製品を出すまでの過程にしても、100%の状態で出したい日本のメンタリティとはかなり違います。アメリカでは、60%くらいの状態でベータ版として発売し、フィードバックをもらって改良する。最初は苦労しましたが、合わせるとラクな部分もありますね」

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株式会社ロジクール 秋吉梨枝さん

「プレスリリースの送付でも、海外と日本ではちがいますね。日本はPDFを添付したり、リンクの貼り付けが多いのですが、外資はリリース自体をメールに貼り付けているところが大半。情報を効率的に見られることを重視していますね」と新聞社で働く稲垣さん。スピード感の違いは常日頃から実感していると言います。

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フィナンシャルタイムズ 稲垣佳奈さん

ひとくちに外資系といえども様々

「形式には気をつけますね。 外資でもお客さまが日本のクライアントだとコミュニケーションスタイルを変えます。日本において海外のやり方でアプローチをとると、“機微のわからない外資の人間”になる。自分のキャラクターも変えて、きちんとビジネスコミュニケーションをとることが大切です。また、西海岸の新しい企業はスピード重視。メールも、24時間以内に返事がなければイエスと捉えて、次に進めます。 一方で、東海岸系の歴史の長い企業では、サラリーグレードを飛び越えてコンタクトをするな、というカルチャーの企業も。外資系でもいろいろですね」と山口さん。

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パナソニック株式会社 山口有希子さん

山口さんは、リクルートコスモスからキャリアをスタートし、シスコシステムズ、オーバーチュア、ヤフージャパン、日本IBMなど、国内外の企業でマーケティングコミュニケーションに携り、2017年10月からパナソニックへ移籍したというユニークな経歴の持ち主です。

成果を出すためには外資も日系も同じ

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会議の進め方、チームメンバーとの関係構築、キャリア形成についてなど、外資と日系とで考え方が異なる点は確かに多いよう。ただ、その一方で、成果を出すための方法に関しては、両者ともに大きな違いはない、ということも改めて感じました。

稲垣さんが最後に投げかけたのは「働き方が多様化している中、キャリアを築いていく上で大切なことは?」という質問。 山口さんは、信頼を勝ち得るスキルの習得をあげました。 「この人と仕事をしたい、この人に任せれば大丈夫、というものをどれだけつくっていけるか。ずるい抜け道はなくて、毎日仕事に対して真摯に向き合っていくことにつきると思います」

秋吉さんは、環境を言いわけにしないために目的意識をはっきりさせることが必要だと答えます。 「自分の居場所を自分でつくることだと思います。どういう場所で、どういう人と働きたいか。言い訳をしようとすればいろいろできると思うけれど、まずはそれを自分で作り出していく努力が必要」

外資か、日系か、あるいは転職か、独立か。さまざまな選択肢があるからこそ、働く目的やありたい姿を明確にすることがいっそう重要になる。そして、その姿勢こそが、どんな場所でも成果をあげる働き方につながるものなのだと感じたセッションでした。

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外資系と日系企業の違いは本当にあるのか?

MASHING UP 2018年2月23日 15:50 - 16:35@トランクホテル 3F
稲垣 佳奈(フィナンシャルタイムズ)、秋吉 梨枝(ロジクール)、山口 有希子(パナソニック

撮影/野澤朋代、取材・文/浦上藍子

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