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私たちが、より自分らしく働くためにできること[MASHING UP]

MASHING UP/マッシングアップ

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2018年2月22〜23日にトランクホテルで開催されたビジネスカンファレンス「MASHING UP」。Unleash Yourself (自分自身を解き放とう)のテーマの下、多彩なセッションやワークショップが繰り広げられました。カフェグローブはイベントに密着取材、パワフルな現場の様子をレポートします!

「自分らしく働く」ってどういうこと?

奥田浩美さんとともにワークショップ参加者が向き合ったのは、わかるようでわからないこのフレーズ。自分のなかの不安こそが希望の種であり、「自分らしく働く」の鍵なのだと、参加者ひとりひとりが発見した貴重な時間となりました。

未来の視点で「自分らしく」を考える

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株式会社ウィズグループ、株式会社たからのやま代表取締役 奥田浩美さん

「初めまして、奥田浩美です。未来から来ました」

笑顔で壇上にあらわれたのは、1990年代から最先端のIT技術を世の中に広めてきた奥田浩美さん(株式会社ウィズグループ、株式会社たからのやま代表取締役)。名だたる技術系イベントを300以上取り仕切り、のべ動員数は10万人以上、数億円規模のイベントをいくつも成功に導いてきた奥田さんは、その実績から「IT業界の女帝」とも呼ばれます。

「未来から来た」——これは、奥田さんが自己紹介するときの決まり文句。

「まだらにではあるけれど、未来はもう始まっています。ロボットと一緒に暮らし、IT技術を使いながら鹿児島に住む両親を遠距離介護し、社長であると同時に母親でもある私は、未来の働き方をすでに実践している。それをみなさんにシェアしたいんです」(奥田さん)

今回のワークショップのテーマは「自分らしく働く」。どこかフワフワしたこの言葉に、以前から疑問を抱いていたヤフー株式会社の大内礼子さんが、奥田さんの力を借りたいと直談判。奥田さんは「『自分らしく働く』が見えるアンケートを100人にとってくれるなら」と条件を出し、今回のセッションが実現したといいます。

「自分らしく働く」とは? 100人にアンケート

大内さんが社内で募ったアンケートの質問は、次の3つ。

1.あなたにとって「自分らしく働く」とはなんですか。
2.そのために自分がアップデートしたいことはなんですか。
3.そのアップデートを後押しするものはなんですか。

会場に映し出されるスライドには、「自分らしい働き方」の上位として「プライベートの充実」や「時間・場所の裁量」、そのためにアップデートしたいものとして「マインド」や「価値観」といった言葉が並びました。この回答を見た奥田さんは、「働き方と生き方が一緒になっている私には違和感がある」といぶかしげです。

しかし「アップデートを後押しするもの」の上位として「上司・同僚の理解」という言葉が出ると、「わかった!」と明るい表情に。

「『自分らしく働く』ためには、自分の外側の世界の後押しが必要というイメージがあるんですね。だったら、その外側に自分がなればいい。自分も誰かの同僚であり、上司なのだから。自分が変われば、世界は変わります」と語りかけます。

まずは「不安」を目の前に出してみる

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左より、大内礼子さん(ヤフー株式会社)、奥田浩美さん(株式会社ウィズグループ、株式会社たからのやま)、後藤真理絵さん(ヤフー株式会社)、塚田陽さん(株式会社GYAO)

続いて登場したゲストは、アンケートに答えた2人。ヤフー株式会社のマーケティング&コミュニケーション本部でデータ分析や調査をしている後藤真理絵さんと、株式会社GYAOで映像制作チームのリーダーをつとめる塚田陽さんです。

さっそく2人の回答をチェック。後藤さんが思う自分らしい働き方は「真理の探究」。調査結果を社内でもっと活用してもらえるように「自分の視点」をアップデートしたいといいます。

いっぽう塚田さんが思う自分らしい働き方は「いいチームを作ること」。アップデートしたいのは「インプット」、やりたいことをやるにはインプットが欠かせないと語りました。

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株式会社GYAOで映像制作チームのリーダーをつとめる塚田陽さん

ここで奥田さんから提案が。

「アップデートという言葉ではなく、まずは自分が持っている不安を目の前に出してみませんか?」

セッションを続けるうちに、後藤さんの不安は「自分の研究が理解されない」こと。アーティスト出身の塚田さんは「会社員としての知識とスキルが足りない」というコンプレックスがあることが自己開示されていきます。けれど「この不安は希望でもある」——と奥田さん。

「後藤さんが持つ『理解されない不安』は、『仲間とわかち合いたい』という価値観の裏返し。塚田さんの価値観は、間違いなく『好奇心』。これからもずっと新しいことに挑戦し、不安を感じ続けるはず(笑)。でもそれは、希望に変えることができる不安です」

不安は自分の価値観の表れという奥田さん。今度は会場の参加者も加わって、不安を希望に変えるグループワークを行うことになりました。

自分のなかの不安は希望の源

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まずは仕事やプライベートで、自分が「いちばん大事にしている価値観」を書き、同じテーブルの参加者とシェア。続いて、「○○の不安を○○の希望に変える」と書かれた用紙に、いま自分が抱えている不安を言語化し、それを「こうなりたい」希望として書き換えるワークを行います。

参加者のひとりである森本さんの価値観は、「それはワクワクできる選択なのか」。「停滞する不安を、ずっとワクワクを生産できる希望に変えたい」と書いた紙を見つめながら、「ワクワク=自分だと感じた」と、これからの働き方の指針を見つけたようでした。

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いっぽう隣のテーブルの田中さんは、不安の欄が空白。「現状で解決できないものはないと思ったので、書かなかった。それを見せたらみんなに面白がられて……」とコメント。

田中さんの答えを見て、なんだか嬉しそうな様子の奥田さん。参加者それぞれが正直に自分と向き合う場を作れたことに、手応えを感じた様子でした。

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世界の変化に、あなた自身がなりなさい

最後に奥田さんがシェアしてくれたのは、「あなたが見たいと思う世界の変化に、あなた自身がなりなさい( Be the change you want to see in the world .)」というガンジーの言葉

「私も、女性が働くということ、育児や介護と仕事を両立することを、いちばんありたい姿を考えながら挑戦してきました。自分のなかの不安は希望の源。不安を感じたとき、世界を変えたいと思ったときは、皆さん自身が『変化』になってもらえればと思います」

短い時間のなかで、参加者が「自分の言葉」を持ち帰ることができたセッション。「自分らしく働く」最初の一歩を、多くの人が踏み出しました。

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私たちが、より自分らしく働くために出来ること

MASHING UP 2018年2月23日 12:40 - 13:30 @トランクホテル 3F
奥田 浩美(株式会社ウィズグループ

[Yahoo! JAPAN]

Sponsored by ヤフー株式会社

撮影/野澤朋代、取材・文/田邉愛理

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