数億円ってどんな音? 名器ストラディバリウスを聴きくらべ
ストラディヴァリウスといえば、クラシックに興味がなくても名前を耳にしたことのある人も多い、ヴァイオリンの最高峰。名器といわれていることは知っていても、詳しくは知らないという人がほとんどなのではないでしょうか。今年、300年以上弾きつがれる名器の秘密をひも解く世界初の体験型イベント「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018 -‘f’enomenon-」が開催されます。
なぜストラディヴァリウスフェスティバルなのか?
ストラディヴァリウスは、約300年前にイタリアのアントニオ・ストラディヴァリ氏により生み出されたヴァイオリンです。1挺数億円もするため、そのほとんどが個人所有というよりも、後世に受け継いでいけるように博物館や財団などで管理されています。
なぜ、ストラディヴァリウスがヴァイオリンの王様といわれるのかを、繊細で美しい音色とともに、多くの人々に知ってもらいたい。ヴァイオリンキュレーターの中澤創太さんのそんな想いが形となったのが、「東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018-‘f’enomenon-」です。
ヴァイオリンキュレーターの中澤創太さん
アジア歴史上初、推定総額200億円のヴィオラを含む、20挺のヴァイオリンが東京に集結。ストラディヴァリ氏の生涯や、彼の手から生まれた楽器が最高傑作と呼ばれ、300年もの間頂点に君臨し続ける理由など、ストラディヴァリウスの魅力と謎に迫る体験型イベントで、クラシックをより身近に楽しんでもらいたいという想いも込められています。
3部構成でストラディヴァリウスの魅力を堪能
イベントは3部構成。ヴァイオリンの音の出口‘f’字孔から巻き起こる不思議な現象を ‘f’enomenonと称し、現代を生きる人々にその魅力を存分に伝えます。
ヴァイオリニストの三浦文彰氏 ©Yuji Hori
第一部:メインコンサート
世界で注目を集める2名のソリスト、ヴァイオリニストの三浦文彰氏とチェリストの宮田大氏、さらに日英を代表する音楽大学の混成オーケストラによるコンサートが7月1日にサントリーホールで行われます。
三浦文彰氏といえば、NHK大河ドラマ「真田丸」のヴァイオリンソロといえば、思い当たる人も多いかもしれませんね。宮田大氏も、小澤征爾氏との共演やテレビ番組での演奏など、クラシックがお好きな方なら、一度は演奏を耳にされていることでしょう。この二人の共演、さらにストラディヴァリウスの演奏とくれば、これはめったにない機会。メインコンサートの7月1日は、SAVE THE DATEですね。
チェリストの宮田大氏 ©Daisuke Omori
第二部:サテライトイベント/コンサート
コンサートやトークライブなど、より身近なシチュエーションでストラディヴァリウスの音色が楽しめます。8月から9月の予定で、詳細はホームページで確認できます。
第三部:STRADIVARIUS Experiential Exhibition
森アーツセンターギャラリーにストラディヴァリウスが集結します。300年もの間、 “生きた楽器”であり続ける秘密など、フェスティバルのフィナーレにふさわしい展示会です。
見て、歴史や秘密を知って、音色を楽しんでと、さまざまなアプローチでストラディヴァリウスの魅力を堪能できそうです。300年もの間、王の座を譲らないその素晴らしい音を聴いて耳を磨くとともに、優雅な時間を過ごしたいもの。第一部のコンサートチケットの発売がスタートしたので、気になる方はお早めに。
東京ストラディヴァリウスフェスティバル2018-‘f’enomenon-
メインコンサート:2018年7月1日(日)14:00開演(13:20開場)/東京都港区赤坂1-13-1 サントリーホール 大ホール/(東京メトロ:銀座線「溜池山王駅」より徒歩約7分、南北線「六本木一丁目駅」より徒歩約5分)
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