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習慣をデザインすれば人生が変わる。スタンフォード大教授の「デザイン思考」

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目標達成や願望実現をしたいとき、行き当たりばったりがむしゃらな努力をしてなかなか成果が出ず、最終的に神頼みになってしまったという経験がある方は多いのではないでしょうか? たしかに努力は必要なのですが、適切なプロセスに従えば、はるかに効率的に“自分の本当の目標”を達成することができるのだそうです。

そのプロセスとは、“デザイン思考(design thinking)”。もともとは特定の製品・サービスの改善に用いられていたのですが、人生にも応用できるということで注目を集めています。

“デザイン思考”は、人生の改善にも役立つ

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そもそもこのデザイン思考とは、スタンフォード大学工学部のバーナード・ロス教授と同大学のエンジニアたちが生み出したものでした。著書『スタンフォード大学dスクール 人生をデザインする目標達成の習慣(The Achievement Habit)』の中では、デザイン思考を使えば、“問題の核心を捉え、実現可能な解決方法を生み出すこと”ができ、人生をより良い方向に変えることができると述べています。実際に、ダイエットやキャリア、子どもの進路の悩みなどありとあらゆる人生の悩みを解決した人もいるそうです。

デザイン思考の5つのステップ

デザイン思考は以下の5つのステップから構成される。
1. 共感:問題が何かを理解する
2. 問題定義:解決すべき問題を明らかにする
3. 創造:解決策を生み出す
4. プロトタイプ:完璧さを捨て、プロトタイプを作る
5. テスト:フィードバックを得る
さらにロス氏は各ステップよりも重要なのは、デザイン思考の原則「行動を重視し、失敗を恐れないこと」と語った。

Business Insider Japan」より引用

ちなみに、プロトタイプ(原型)とは、“後に改良を加えることを前提とした試作品”のこと。自分にとっての解決すべき問題を正しく理解すること、そして完璧主義を捨ててとにかく行動していくことが大切だということです。

本当の問題はそこじゃないかも!?

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たとえば、ステップ1の“共感:問題が何かを理解する”は、問題が解決したり願いが叶った時のリアルな自分の姿を想像することによって、自分の“真の願い”や“隠された重要な課題”を逆算して洗い出すプロセスのこと。

第一段階(共感)では、ロス氏は「この問題を解決したら、私に何が起きるのか?」と自分自身に問うことで、真の問題は何かを理解しようと述べている。
パーカー・ポープは、ダイエットに成功すれば、自分自身に対する良い感情が生まれ、よりエネルギーに溢れ、友人との関係にもより自信が持てるようになることに気づいた。真の問題はダイエットではなく、友人との関係、そして自身のエネルギーをアップさせることだった。
また彼女は、ランチに炭水化物を食べたり、甘い物を食べると疲れやすくなることに気づき、どちらも避けることにした。パーカー・ポープは「目標をダイエットから、自分の人生にのしかかる真の問題へと移すことで、結果として25ポンド(約11キロ)のダイエットに成功した」と記した。

Business Insider Japan」より引用

案外、自分でも気づかない思い込みや勘違いが隠れている可能性もあります。

入念な準備は「問題の先延ばし」になることも

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失敗しないよう入念に調べたり準備するのは良いことです。しかし、あまりやりすぎると、いつしか“今やらない言い訳探し”になってしまうことも。

最初から完璧を目指すと、いつまでもゴールにたどり着けません。ステップ4“プロトタイプ:完璧さを捨て、プロトタイプを作る”では、先延ばしにするくせをやめて今すぐ取り掛かる練習をします。

以下は、「いつか起業しよう」と思いつつ踏み出せずにいたジャーナリストの男性、パディーさんの例です。

そしてロスの授業の生徒全員が、今までやってみたかったが、やっていないことに挑戦するという課題に取り組んだ。
パディーは、自分のラジオ番組を作ることにチャレンジした。
「授業でパディーは、新しいアイデアが湧いてきた時に尻込みしたり、先延ばしにすることをやめ、行動することを学んだ」
パディーはプロトタイプを作り、ラジオ番組「Marketplace」向けの新しいプロダクトをいくつか制作した。その後、彼は経済に関する書籍も出版した。

Business Insider Japan」より引用

ある程度慎重なのは良いことですが、あまり度がすぎると時間という貴重な資産を無駄にしてしまうことも。“走りながら考える”、くらいの思い切りの良さも大切でしょう。

人生のあらゆる悩みに応用できる簡単なメソッドですので、ぜひ試してみてくださいね。

Business Insider Japan
Image via Getty Images

吉野潤子

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