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カンヌ審査員、過半数が女性に。委員長はケイト・ブランシェット

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2018年5月8日から始まるカンヌ映画祭のコンペ審査員が決定しました。

審査員長はケイト・ブランシェット

コンペティション部門最高賞パルムドール(Palme d'Or)の名誉ある審査員長は、ケイト・ブランシェット

もう説明はいりませんね(といいつつ説明しますが)。『エリザベス』のエリザベス1世、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズではエルフのガラドリル、『アイム・ノット・ゼア』ではなんとボブ・ディランを演じ、アクション大作『マイティー・ソー バトルロイヤル』と代表作数多。演技の幅の広さでは、メリル・ストリープに匹敵する世界的な大女優の起用に、文句はございません。

過去10年を見ると、女性審査員長は、2009年のイザベル・ユペール、2014年のジェーン・カンピオンに続いて3人目となります。

審査員の過半数が女性に

審査員の顔ぶれも大注目に値します。8人中半数が女性となりました。

アメリカの監督エイヴァ・デュヴァーネイ。フランスの女優レア・セドゥ、アメリカの女優クリステン・スチュワート、ブルネイ出身の歌手のカジャ・ニン

男性陣は、『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督、台湾出身の俳優チャン・チェン、フランスのロベール・ゲディギャン監督、ロシアの監督アンドレイ・ズビャギンツェフが選ばれました。

近年の動向を考慮した映画祭の見解

審査員長を入れると、女性は9人中5人と過半数を占めることに。これは前代未聞ではないでしょうか。カンヌ映画祭アーティスティック・ディレクターのティエリー・フレモー氏は、「バラエティ」誌にこう語っています。

この4年ほど、カンヌ映画祭での女性の存在に懸念が募っていました。ジェシカ・チャステインなど知性あふれる女性たちと話し合い、状況を向上させるにはどんなことができるかアドバイスに耳を傾けてきました。たとえば、審査員の男女比にもっと気を配るべきだというようなことですね。今年は、3つのうち2つの審査員会で男女の比率が同じになっています。

Variety」より翻訳引用

たしかに男性優位だった映画祭審査員。それを疑問にも思ったことがありませんでした。

2017年の審査員だったジェシカ・チャステインは、映画での女性の描かれ方も含め、男性優位の業界を声高に批判しました。ハリウッドのセクハラスキャンダルにも触発され、カンヌ映画祭が女性の起用に真剣に取り組むようになったというのが実際のようです。

映画祭運営側の多様性も求められる

筆者が1990年代に東京国際映画祭で働いていたとき、招待する審査員を決める側もほとんど男性ばかりだったことを思い出しました。審査員の顔ぶれだけではなく、映画祭を運営する側の多様性や職務もおおいに関係しているのを忘れてはいけません。

なんにせよ世界で最も知られている映画祭であるカンヌが先鞭をつけたことで、他の映画祭へも影響が及びそうです。今年、カンヌのコンペティション部門で受賞する作品にも、この審査員の顔ぶれが反映するかどうかにも注目です。

Entertainment Weekly, Variety
Image via Getty Images

ぬえよしこ

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