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まるで恋人探し。グーグルの「最高の人材獲得」4つのルール

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グーグル、アマゾン、アップルといった世界的有名企業の社内制度は、常に注目の的。それらの企業とは無縁な人にとっても、参考になる内容が多いものです。

今回ご紹介するのは、グーグルの元人事が著書の中で紹介していた“最高の人材”を獲得するための採用ルール。毎年世界中から200万人を超える応募者が殺到する同社で、最終的に採用されるのはたった数千人だと言われています。厳選された数千人の“超優秀な人材”は、いったい何が決め手となったのでしょうか?

「もはや科学と呼べるレベル」。グーグルの採用プロセス

元グーグル人事トップのラズロ・ボック(Laszlo Bock)氏は、2015年に出版した著書『ワーク・ルールズ!──君の生き方とリーダーシップを変える(原題:Work Rules!)』の中で同社の採用プロセスで大切にしている基本方針を明かしました。

この方針は、今でもグーグルとその親会社アルファベットに引き継がれているといいます。今でこそ洗練された採用プロセスが確立されている同社ですが、最初はかなりの時間を費やして試行錯誤していたそう。その苦労の甲斐あって、グーグルの採用プロセスは「もはや科学と呼べるレベルに到達している」とボック氏は胸を張ります。

焦らず妥協しない、待っていないで自ら探しに行く

ボック氏によると、“焦らず妥協しないこと”、そして“自ら人材を発掘しに行くこと”が大切だそうです。最高の人材なら引く手あまたなので、自ら応募してくる可能性は低いかもしれませんし、待っているだけでは他社に先に取られてしまう恐れもあります。

その1:高い基準を設定し、妥協しない

ハードルを高く設定し、妥協しない。そうすれば応募者を1次面接に進めるか否かを素早く見極めることができる。
「採用活動を始める前に、どんな人材が欲しいか、素晴らしい人材とはどんな人材なのかを定義する。経験的に言えば、自分よりも優秀な人だけを採用すると良い
これはどの役職を採用する場合にも当てはまると同氏。例えば、秘書なら、ただ電話応対やミーティングのスケジュール管理ができる人材ではなく、時間と優先順位をあなたよりもうまく管理し、あなたの仕事をよりスムーズにしてくれる人材を見つけることだ。(中略)

その2:候補者を自分たちで見つけよう

(中略)同社は現在、自社サイトの採用ポータルと社員による紹介を活用している。会社の成長が軌道に乗ってきたら、「良質な人的ネットワークを持っている人たちに、優秀な人材を探してもらえるよう依頼しよう」とボック氏は述べている。
同氏はまたLinkedIn、グーグルプラス、OBのデータベース、職能団体を活用して、人材を発掘することも勧めている。

Business Insider Japan」より引用

世界中から何百万人分もの履歴書が届くグーグル。この場合、待ちの姿勢でいるよりも、能動的な採用スタイルに切り替えた方が理想の人材と効率的に巡り合えそうです。

逆に“採用される側”から考えると、人の紹介やSNSをうまく活用すれば理想の職場に入るチャンスをつかめるかもしれません。なんだかちょっと、恋人探しにも似ているような気がします……!?

色々な立場の人が同席&自社の魅力をわかりやすくアピール

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採用は面接官が主に行いますが、実際に入社したら会社の一員として様々な立場の人々と一緒に働くことになります。そのため、同社では部下や同僚にも面接に同席してもらうようにしているそう。「この人と仕事仲間としてやっていけるのか?」という視点はたしかにとても大切。

その3:客観的に判断するために、複数の視点でチェックしよう

グーグルのような大規模な組織には、1人の候補者の採用に多くの人数を割く余裕がある。だが、たとえ小規模な組織であっても、1人に誰かを採用する重荷を課すことは避けるべき
「部下や同僚も面接に出席させて、しっかりとメモを取らせ、そしてバイアスがかかっていないグループに実際の採用可否を決定させよう」とボック氏。(中略)

その4:候補者が入社したいと思える理由を提示しよう

アルファベットのCEO、ラリー・ペイジ氏のアドバイザーを務めるジョナサン・ローゼンバーグ(Jonathan Rosenberg)氏は、かつて自分のオフィスにグーグル社員200人の履歴書を保管していた。
「候補者がグーグルに入社するか否かを決めかねている時、ジョナサンはただ履歴書の束を渡して、こう言う。『こんな人たちと働くことができる』と」
ボック氏によると、候補者はJavaScriptの発明者からオリンピック選手までが含まれる輝かしい履歴書の束を目にして、ローゼンバーグ氏にトップ人材だけを厳選したのかと質問する。ローゼンバーグ氏はただノーと答えるだけ。このテクニックが失敗することはなかった。

Business Insider Japan」より引用

“採用”というと自分が一方的に選ぶ立場だと勘違いしてしまいがちな言葉ですが、実は採用される側も厳しい目線で会社を選んでいます。まして、優秀な人材ならなおさらです。なので、自社の魅力をわかりやすくアピールすることも大切。

グーグルに入社する機会がなくても、すべての人間関係に応用できそうな内容です。より詳しく知りたい方は、「Business Insider Japan」の記事を参考にしてみてくださいね。

Business Insider Japan

Image via Shutterstock

吉野潤子

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