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イライラはむしろ「ひらめきの起点」。人気経済学者のTEDトーク

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最近読んだ本のなかでダントツにおもしろかったのが、『Fifty Inventions That Shaped the Modern Economy』。著者のティム・ハーフォードさんはイギリスの経済学者でジャーナリスト。彼のTEDトークがありました。

フラストレーションが創造力を高める

2015年9月にロンドンで行われた「How Frustration Can Make Us More Creative」トーク(日本語字幕あり)は、2016年に発表したティムさんの著作『Messy: The Power of Disorder to Transform Our Lives』(日本語訳『ひらめきを生み出すカオスの法則』)と関連しています。

ティムさんによると、フラストレーションや障害があるほうが、問題解決しようとする人のクリエイティビティが高められるのだそう。アメリカの有名ジャズ・ピアニストのキース・ジャレットが、ケルンのコンサートで欠陥ピアノを使いながらもジャズ史に輝く名演奏を遂げたエピソードを挙げながら、トークは展開していきます。

ふつうはよくないものと捉えがちな“障害”をクリエイティビティに活かすには、どのようにすればよいのでしょうか?

決まったやり方から離れてみる

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まず、決まったやり方から離れてみることが第一歩とのこと。トークでは、高校のプリントの書体を一般的なフォントから読みにくいフォントに変えたところ、学生の読解力が向上した例が挙げられていました。読みにくい書体をじっくり読もうとすることで、内容を熟読し、理解しようとする意識が高まるから、なのだそうです。

仕事でもプライベートでも決まった方法でやっていることはたくさんあります。家事の順番、通勤経路、ミーティングの進め方、メールの書き方など。少し面倒な方法をとることになっても、定番を崩して、違うやり方を試してみるとよいのかもしれません。

カオスな状況でもクリエイティブになれる

また、多くのプロジェクトやアイディアがあって、どこから手をつけていいかわからないときもあります。そんなカオス的状況にあってもクリエイティビティにつなげる方法が、先述の著書でシェアされていました。

たとえば、さまざまなプロジェクトに関わり続けているアメリカ屈指の振付師兼ダンサーのトワイラ・サープ。彼女はプロジェクトひとつひとつに箱を用意して、インスピレーションになったもの、たとえば気になった記事の切り抜きや舞台のプログラム等をなんでも放り込んでおき、煮詰まったときに箱の中身を取り出してみるそうです。

ティムさん自身のやり方は、壁一面のボードに、ポッドキャスト、雑誌記事の執筆、本やTV番組のアイディアなど、プロジェクトひとつずつを書いたインデックスカードを留めていきます。なかから重要度の高いもの3つを一番上に持ってきて、それに取り組むそうです。

目のつく場所におけばアイディアがひらめく

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壁のインデックスカードであれ、アイディアがつまった箱であれ、片付いていなくても、さりげなく目のつくところに置いて意識できるところからアイディアがひらめくんですね。そうなると、デスクの上がきちんとしていなくてもいいのかもしれません(極論ですが)。

以前こちらの記事で紹介した、なかなか読めない本の積ん読だって、一種のカオス。片付いていないことや一見ムダに思えることがあっても、そこから意外な解決策やクリエイティブな結果につながるなら、マイナスだとは決めつけられません。

障害ではなく、ひらめきの起点として捉える

筆者自身、物事はスムーズに進めたいタイプなので、障害が生じるとストレスになりがちに。しかし、問題や障害が生じた場合でも、焦ったりイライラする代わりに、そこからどんなクリエイティブな解決策が見つけられるのか、どんなひらめきにつながるのか視点の変換ができるとよいなと、ティムさんのトークや著作で学びました。そういうふうに捉えられたら、道が開けそうです。

TED, Tim Harford──Messy

Image via Shutterstock

ぬえよしこ

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