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前の部署や退職間近の職場、どこまでコミットすべき? [The Workologist]

The New York Times

ニューヨーク・タイムズの人気コーナーThe Workologist。働く人の悩みにズバリ答えます!

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James O'Brien/The New York Times

Q1:前の部署の上司から、いつまでもヘルプを頼まれます。どう断ったらいい?

私は若い専門職で、NPOで働いています。この数年間、同じ職場にいて気に入っている点もたくさんあります。ところが数か月前、スーパーバイザーが変わりました。私は建設的な批判はいつも受け入れてきました(そして勤務評定でも良い評価を受けてきました)。ですが、新しい男性上司は全然ポジティブなフィードバックをくれず、そればかりか、私が主導していたプロジェクトを横取りしてしまい、おまけに私がすることを逐一細かく管理しようとしたのです。しまいには肩越しに私の手元をのぞき込んできて、スプレッドシートのフォーマットにまでケチをつける始末。辛いなぁという気持ちを直接話したら、それなら辞めれば、と言われました。

ストレスが限界に達し、同じ組織の中の別の部門へ異動を願い出ました。給与は下がってしまったのですが、自分の履歴書を充実させるための講座を受講する余裕もあり、今のところ理想的な環境です。

ちょっとしたことなら手伝います、と最初は言ったものの……

でも、ここで問題が起きたんです。確かに前の部門で私の後任を探している間、ちょっとしたことならば手伝いますと言って、最初は合意したんです。ところが前の上司が私の後任を積極的に探している気配はありません。前よりも給与は下がっているのに、今でも彼の下にフルタイムでいたときと変わらないストレスを感じています。

自分のために勉強する時間が持てる新しいポジションを台無しにせずに、しかし一線を引き、私の後任を探すよう管理側に促すにはどうすれば良いでしょうか? (ローズ)

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Image via Shutterstock

A1:二つの方法。まずは今の上司に現状を。

期限を定めないで前の職場への協力を申し出てしまったのは間違いだったと、あなたはきっと今になって後悔しているんですね。協力する内容と期間を限定しておけば、それでも十分すぎるくらいだったのではないでしょうか。その方が前の上司(あなたにとっては何の得にもならなかった)もすぐに後任を探す気になったでしょうね。

今からでも前の上司にそう思ってもらうために、二つの方法があります。1番目は、今の上司に現状を訴えること。ものすごく苦情を言うのではなく、ただ起こっている事実をありのままに伝えましょう。

あなたは組織全体のためを思って、異動による移行期間中に前の部門への協力を申し出たのですよね? でも、2つの職場をいつまでも掛け持ちして働くことはできないし、新しい役割に専念してベストを発揮したいことでしょう。新しい部署の上司は今起きている事態を把握する必要があるし、はっきり言って、これ以上議論せずに解決するためには、今の上司がすぐに介入すべきでしょう。

あなた自身も「これが最後です」と伝えて。

しかし2番目に、あなた自身からも何らかの境界線を引くことができます。次回、前の上司に何か頼まれたら、移行期間には喜んで手伝うことができたけれど、今は新しい仕事に100%集中しないとならない、とはっきり言いましょう

今すぐに前の職場への協力を止めてもいいし、近い将来でここまでという具体的な期限を決めてもいいでしょうが、とにかく大事なのは「お手伝いするのは、これで最後です」と言うこと。

これらはすべて、単刀直入にいきましょう。あなたは文句を言っているわけでも、けんかを売っているわけでもありません。ただ組織にとって最善の利益を考えているだけ。前の部署も先へ進む必要があるし、あなたも新しい仕事をしなければならないのです。

Q2:退職予定の職場、どこまでコミットする義務がある?

1年契約で働いています。半年経った時点で、上司から契約をもう1年延長したいとのオファーがありました。最初はやりがいがある仕事だったので関心はあったのですが、最終的にはストレスが多すぎると判断して最近、上司に延長する意思がない旨を伝えました。自分の健康を含めて、プライベートな部分に支障が出ていたんです。

今現在、元の契約が残り3か月となっているんですが、100%力を注ぐ気が起きません。何らかの見返りがあればもっと頑張れるのですが、社風もない会社だし、同僚にも大して仲間意識を感じていません。給与はそう良くないし、残業代も出ません。専門能力を発展させる機会も指導を受ける機会もありません。

遅くまでオフィスに残るよりも、仕事の後のプライベートライフを充実させたいです。従業員にほとんど投資しない会社に対し、必要最低限以上のコミットをする義務はあるでしょうか?(アレックス)

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Image via Shutterstock

A2:業務は最後までしっかり。でも私生活を犠牲にする必要はなし。

会社があなたの給与を100%払っている限り、当然、あなたは会社を去る最後の日まで100%力を尽くす義務があります。それは明らかに「必要最低限以上」のコミットを意味するでしょう。

ただし一方でやはり明らかなのは、夜遅くまでオフィスにとどまる義務はないこと。それから情熱がまったくかき立てられず、長期的な未来のためにもならない仕事のために、あなたの私生活を犠牲にする必要はないということです。

他人を納得させる意欲と、自分が満足できるクオリティをキープして。

本当のところ、あなたが言いたいことは、こうではないでしょうか? 最初はこの契約にもっと大きな可能性があるんじゃないかと期待して精一杯、働きたいと思っていた、でも、そういう可能性がないと分かってあなたは全く逆方向に転換し、今や惰性で進んでいる。どれも人間ならあって当然の態度です。

適切な妥協点を見出せるかどうかは、あなた個人の判断によることですが、二つのことを心に留めておいてください。今の上司が将来、あなたを推薦してくれるくらい意欲を持って勤務を続けること。それから、さらに重要な点ですが、自分がやった仕事に満足感が持てるようにすること、そして自分がこう扱ってほしいと思うように雇用主に対して接することです。

© 2018 The New York Times News Service[原文:What to Do When Your Old Boss Won’t Let Go/執筆:Rob Walker](翻訳:Tomoko.A)

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