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今さら聞けないバズワード「RPA」がスゴい理由

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AI(人工知能)IoT(Internet of Things)といった言葉とあわせて注目されるRPAですが、身近に導入事例がないと、具体的な想像がしづらいバズワード(特定期間・分野で人気を集めたキーワード)です。RPAとはロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation)の頭文字をとった言葉で、業務効率化による人手不足の解消や働き方改革のための残業削減といった文脈で注目されています。

RPAはソフトウェアで動作する仮想知的労働者

RPAは「デジタルレイバー(仮想知的労働者)」と表現され、「ロボット」という単語が含まれていますが、産業用ロボットやコミュニケーションロボットのような実体はありません。RPAとは概念であり、ソフトウェアです。ホワイトカラー労働者が行っているルーティン業務の効率化もしくは代替を行ってくれるものとして注目されています。

たとえば、すでにあるサービスには、オートメーションエニウェア(米)社の「Automation Anywhere」、RPAテクノロジーズ(日)社の「BizRobo!」、ブループリズム(英)社の「BluePrism」といったものがあります。

上記の企業・サービス以外にも、野村総合研究所の「プライム・セトルメント・サービス」におけるRPA導入や電通国際情報サービスが「UiPath」でRPA事業に参入するなど、日本国内のRPA事業にも盛りあがりの兆候が確認できます。

早朝業務、デジタルレイバーが代行してくれるよ

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RPAはあらかじめ決められた規則に基づいて、作業を進めてくれます。その特性から、データ入力やURLのリンク切れ確認などの「大量作業」「反復作業」を得意としています

ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティングの内野慧太氏は『日経コンピュータ 2017年5月11日号』で、自社で運営する価格比較ポータルサイト「ベストストアファインダー」の導入事例を語りました。ベストストアファインダーでは、外部ECサイト(Amazonや楽天など)における自社製品の販売価格を並べて表示することで、消費者の買い物をサポートしています。

ベストストアファインダーでは、ほとんどの作業がRPAによって行われています。毎日午前6時、各ECサイトから商品名や価格、説明文などのデータを集約し、在庫切れの商品などをまとめて担当者にメールで通知します。人間の出番は午前9時から。収集されたデータから不適切な情報を修正、説明文の改良などをしたのち、サイトに反映します。始業前の早朝に、RPAが数千ページにわたる作業を代行してくれているからこそ運営できるプラットフォームです。

導入企業の増加とホワイトカラーのクリエイティブ化

2020年にはRPAの世界市場規模は5500億円(2016年の5倍)、企業の導入率は70%になると予測されているとKPMGコンサルティングの田中淳一氏は語りました。RPAが雑務を代替することで、人件費のコスト削減だけではなく、事務処理のスピード向上も期待できます。人間の手作業よりも100~200倍の速度で作業を行ってくれるのです。

従業員の生産性が向上し、人手不足を解消するツールの浸透で、今後のワークスタイルが変わることも予測されています。「これって私がやる必要ある?」と疑問に感じる雑務が削減され、クリエイティブな業務に集中できる時代は、遠くないかもしれません。

ベストストアファインダー]Image via Shutterstock

せきぐちゆう

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