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もっと早く知っておきたかった「独学」のこつ

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今やネットさえあれば、学校に高い学費を払ったり時間を割くことなく、独学が可能な時代です。こつを知ればもっと効率的に独学ができるはず。独学上手な人々は、どのように勉強しているのでしょう?

目的により、情報源を変える

独学を始めるにあたってまず考えないといけないのが、何から情報を得るべきか、ということです。ネット全盛期の今、“紙離れ”が急速に進んでいると言われていますが、書籍や新聞は時代遅れなのでしょうか?

元NHK記者でジャーナリストの池上彰さんと作家の佐藤優さんの答えはNo。“独学のプロ”である二人によると、どの媒体が優れているという訳ではなく、目的別に使い分けることが必要なのだとか。

知るのは新聞、理解するのは書籍

対談形式の共著の中では、具体的な勉強の手順を紹介しています。

池上:はい。インプットの基本姿勢は長年変わっていません。まず新聞で日々のニュース全体を捉え、ニュースで気になるテーマがあれば、書籍で深堀りしていく。
(中略)
佐藤:私のスタンスも基本的には同じです。この本の大きなメッセージのひとつになりますが、世の中で起きていることを「知る」には新聞がベースになり、世の中で起きていることを「理解」するには書籍がベースになります。
池上彰・佐藤優著『僕らが毎日やっている最強の読み方―新聞・雑誌・ネット・書籍から「知識と教養」を身につける70の極意』(東洋経済新報社)より引用

ちなみに、雑誌は“興味関心、視野を広げる”のに役立ち、ネットは“玉石混交の上級者向け”という評価がされています。

一番いけないのは、情報収集の手段が偏ること。複数の情報源を持つことでインプットの幅がグンと広がります。

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1分野の本を10冊一気読み

次に考えたいのは、どのように書籍を読むかということ。もちろん、好きな本を好きな順番で気が向いた時だけ読むのもよいですが、仕事に役立つ知識を短気集中で身につけたい時は、少し読み方を工夫してみましょう。独学だけで東大・ハーバード大に合格したという本山勝寛さんによると、同じ分野の本を10冊揃えて一気に読むのが効果的だそうです。

一つのテーマの本をいっきに10冊まとめ読みする独学法です。ポートフォリオ読学術とは真逆になりますが、一定期間、たとえば1か月や3か月くらいの期間であれば、一点に集中して読みまくるという方法が効果的です。
本山勝寛『最強の独学術: 自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」』(大和書房)より引用

そして新しい分野を学び始める時は、あまり難しすぎない入門書から入るのも一つの手。同著では、『漫画でわかる○○』などの学習漫画も勧めています。漫画というと、つい敬遠しがちになりますが、わかりやすい漫画で構図を大まかに理解してから書籍を読み始めるほうが、たしかに効率がよさそうです。

ブログはアウトプットのツール

そして、学ぶ際にとても大切なのがアウトプット。とくに独学をしているとどうしてもインプットばかりに偏りがちですが、学んだことを外に出すことで知識が定着します。問題集などがあればそれを解くのもひとつの方法ですが、ブログを書くのも良いでしょう。

本がインプットのツールであるなら、ブログはアウトプットのツールです。(中略)そこに書評や自分の学びに関する考えなどを文章にして載せることで、自分自身の考えや主張を、他人が理解しやすいように論理的に整理する絶好の機会になります。
本山勝寛『最強の独学術: 自力であらゆる目標を達成する「勝利のバイブル」』(大和書房)より引用

ブログなら無料ですぐにスタートでき、読んだ本の感想やまとめを書いて、それに対するコメントをもらったり後から自分で読み直すことでより理解が深まります。ひとりぼっちで勉強するのは続かないことも多いですが、ブログでアウトプットして反応をもらえたらモチベーションも持続できそう!

独学というと強い意志がないと続かないイメージがありますが、ツールを使い分けると以前よりもずっと効率的にできるはずです。

『僕らが毎日やっている最強の読み方』, 『最強の独学術』]Image via Shutterstock

吉野潤子

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