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アインシュタインに化ければ、賢くなれるってホント!?

仮想現実(VR)が頭の働きをよくする!? という、驚きの可能性が示唆されました。

GIZMODOによれば、バルセロナ大学でアルベルト・アインシュタインに化けるVR体験をさせたところ、被験者の意識や問題を解く力に変化が生じたというのです。

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Image via Olga Popova / Shutterstock

仮想体験がホンモノの自分に影響する

仮想の自分に現実の自分が影響されて起こる錯覚「Virtual Embodiment(バーチャル・エンボディメント)」の存在については、数年前から論文発表されていました。同分野の専門家、Mel Slater教授によれば「没入型のVR環境では、自分が手足を動かすと鏡のなかの自分も手を動かすので、このイリュージョンがとても強烈になるのだ」。

一連の研究では、白人がVRで黒人になると、黒人に対する差別意識が和らぐことなども判明。VRによって態度や意識が変わるのなら、知能はどうなのだろう? という素朴な疑問が生じたことから、先のバルセロナ大学の実験に至ったのでした。

VRでマインドが変わるなら、知能やいかに

同実験では、18〜30歳の男性30人に対し、自尊心の高さ・問題を解く力・高齢者に対する無意識の偏見の度合いをチェックする事前テストを行い、その後、彼らを2つのグループに分け、一方にはアインシュタイン、もう一方には同年代の平凡な風貌の人に化けるVRを実施。

約30分のVR体験後、事前テストと同様のチェックを行ったところ、アインシュタインに化けたグループの被験者はみな、高齢者への無意識の偏見が減り、さらに自尊心が低かった被験者はテストの点が上がったのだそう。凡人を体験した被験者はもちろん、アインシュタイン化したグループのなかでも自尊心に問題がなかった人には、テストの点数に変化はナシ。

年齢も性別も限定的な実験であったため、今後の追加実験はマストですが、うまくいけば教育にも応用できるのではと、専門家たちの間では期待値が高まっているのだとか。

アインシュタインに限らず、なりたいアノ人をあれこれ仮想体験してみたらどうなるのかな? なんて、専門家ならずともワクワクしてしまう発表なのでした。

GIZMODO JAPAN, Frontiers in Psychology via Science Alert]Image via Olga Popova / Shutterstock

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多田亜矢子

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