1. Home
  2. ライフスタイル
  3. 「いつも笑っていなさい」野際陽子さんのチャーミングな生き方

「いつも笑っていなさい」野際陽子さんのチャーミングな生き方

1,103

プライベートでは「オッチョコチョイで、“天然”なところがあって、そして何よりも大変な“ふざけんぼ”で、人を笑わせないと気が済まないタチ」……。

2017年6月13日、81歳で逝去された野際陽子さん。死の1か月前まで収録をこなし、いくつになっても変わらない知的で凛とした美しさを、最期まで貫き通した女性でした。

そんな彼女の素顔を、ひとり娘である真瀬樹里さんが著書の『母、野際陽子 81年のシナリオ』で語っています。

20180805_nogiwayoko_S

“天然”でおしゃれが大好きな勉強家

美容や健康オタクで、おしゃれも大好き。

一方で、「社会への好奇心も旺盛で、毎日欠かさず新聞を何紙も読むなど、読書家で勉強も大好き」というイメージ通りの側面も持ち合わせていたようです。

そんな野際さんが、娘の真瀬さんに言い聞かせていたのは、次のようなことでした。

いつも笑っていなさい。(中略)不機嫌な顔をしちゃダメ。ふてくされた顔はダメ。悩んでいる、落ち込んでいる、という顔だってダメ。そういう顔をしているうちに、本当にそういう顔になっちゃうのよ、と言うのです。
p.45より引用

ネガティブなオーラを出すと、周りの人を嫌な気分にさせてしまう。

いつも陽のオーラで場を明るくしてきた野際さんが、自分自身に言い聞かせていたようだったとも綴っています。

shutterstock_637141801(1)

母娘で素直に話し合える関係性って、いいな

自由奔放で自立した性格だった野際さんは、「きっと結婚しないし、子どもも産まないだろう」と考えていたそう。

アナウンサーとして就職したNHKを「パリに行きたい」という理由で退社し、帰国後、念願だった女優の道を歩み始めます。

転機となったのは、千葉真一さんとの結婚。

真瀬さんはこう語っています。

思うままに生きるのが好きな、結婚にはあまり向いていない性格だった母は、20年余りの結婚生活で我慢することを学び、自分を抑えることを学んだ、と言います。
p.137より引用

結婚、出産は、野際さんのその後の演技にも不可欠な経験だったといえるでしょう。

しかし、後に千葉さんと離婚した野際さんは、本来の自分を取り戻し、年を追うごとに若々しく輝いていったそうです。

そんな中、厳しい母であった野際さんに対し「もっと話を聞いてもらいたい」という思いを抱き続けていたという真瀬さん。

野際さんが70歳を超えてから、母娘で泣きながら話し合い、素直に相手を思いやれる関係になれたそう。

いつも完璧でクールなイメージのあった野際さん。

その美しさを支えたのは、大切にしていた仕事と、人生経験から得た芯の強さでした。

自然体でチャーミングな素顔の野際さんに、改めて勇気づけられる一冊です。

母、野際陽子 81年のシナリオ

著者:真瀬樹里
発行:朝日新聞出版
定価:1,500円(税別)

Image via Shutterstock

*こちらもおすすめ

良いナルシストであれ。美輪明宏さんの美学

ナルシストというと、見栄っ張りで自分がいつも一番で……というイメージ。しかし、美輪明宏さんが勧める“正しいナルシスト”は違います。人として正しく美し...

https://www.cafeglobe.com/2018/07/narcist.html

鏡を見て「ん?」となったら思い出したい大女優の言葉 #column

顔立ちは簡単には変えられませんが、顔つきは心がけ次第でガラリと変わるもの。心の持ちようによって、美しい顔つきが手に入ると教えてくれるのが高峰秀子さん...

https://www.cafeglobe.com/2018/07/beauty_word1.html

中島理恵

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント

    2. 仕事が終わらないとき、生産性を上げることを考えるまえにするべきこと

    3. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    4. 「運気も肌も輝いている人」にならおう。ハッピーオーラをつくる5つの方法/春先美肌座談会[後編]

    5. 春の肌悩みは十人十色。でも「まずすべきこと」があるんです/春先美肌座談会[前編]

    6. 「うまく言葉にできない」なら。自分の感情を言語化し伝える力を強化するコツ

    7. 肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ

    8. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    9. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    10. その筋肉痛、心臓発作の前兆かも? 見逃しやすい8つの症状

    1. 子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント

    2. 仕事が終わらないとき、生産性を上げることを考えるまえにするべきこと

    3. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    4. 当てはまるものが1つでもあるなら、新しい仕事を見つけたほうがいいかも?

    5. 「運気も肌も輝いている人」にならおう。ハッピーオーラをつくる5つの方法/春先美肌座談会[後編]

    6. 肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ

    7. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    8. パートナーが、都合よく話を作っていない? 専門家が教える“感情的虐待”のサイン7つ

    9. その筋肉痛、心臓発作の前兆かも? 見逃しやすい8つの症状

    10. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    1. その筋肉痛、心臓発作の前兆かも? 見逃しやすい8つの症状

    2. 体験者が語る「卵巣がん」の怖さ。むくみや疲れをPMSだと思っていたら......

    3. 誰かに教えたくなるやばい日本史。歴史上のあの人物には裏の顔があった!

    4. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    5. 子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント

    6. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    7. 内向的な人でもきっとできます。「ゆるい人脈」の作り方

    8. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    9. 仕事が終わらないとき、生産性を上げることを考えるまえにするべきこと

    10. 当てはまるものが1つでもあるなら、新しい仕事を見つけたほうがいいかも?

    「いつも笑っていなさい」野際陽子さんのチャーミングな生き方

    FBからも最新情報をお届けします。