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なんて、素敵な街なんだろう。「もっとも暮らしやすい都市」の歴史と文化とは

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米国のコンサルティング会社マーサー社の「生活の質ランキング」で9年連続トップの座を維持し、エコノミスト誌の「もっとも暮らしやすい都市」調査で2018年の1位に輝いたオーストリアの首都ウィーン。

都会だけどコンパクトにまとまっているため、友人と落ち合うのも、芸術に触れるのも気負いなくできます。

公共交通機関が整い、夜に外出をしてもこわいと感じることがない、そんな安心感も暮らしやすさにつながっているのでしょう。

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街中に張り巡らされた自転車専用道路。路面電車や地下鉄も利用しやすい。

街の華やかさは「宮廷文化」から?

ウィーンは、中世から19世紀にかけてヨーロッパで覇権を振るったハプスブルク帝国の繁栄とともに発展してきました。華やかな宮廷文化の息吹は今も街のいたるところで感じられます。

街の中心部には数多くの美術館がありますが、なかでも圧巻なのがハプスブルク家の膨大な蒐集品を納めた美術史美術館。世界最大のブリューゲル・コレクションの他、フェルメールや、ベラスケスなどによる絵画が多数展示されています。

さほど混雑していないので、作品を間近に落ち着いて見られるのが嬉しい!

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美術史美術館の前の広場にはマリア・テレジアの像が。16人の子を生み、巧みな政治手腕でハプスブルク帝国を治めた女帝の姿を今に伝えています。

世界一美しい図書館は、ここに

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王宮の一角にある、オーストリア国立図書館の大広間もぜひ訪れてみたい場所のひとつ。

マリア・テレジアの父、カール6世が18世紀に建てたバロック様式の建物の内部には、天井近くまでびっしりと蔵書が収められており、世界一美しい図書館のひとつとも言われています。

ここには宗教改革者のルターの蔵書や、マーラーやブルックナーの記した楽譜など音楽関係の資料も数多く収蔵されています。

王族や政治家、セレブが利用する名門ホテル

往年の貴族の暮らしを肌で感じたいなら、ホテル・インペリアルへ。もとは公爵の館だった建物を改造して、1873年のウィーン万博開催に合わせてオープンしました。

宿泊客名簿には小澤征爾やオーストリア出身の俳優シュワルツェネッガーの名前も。カフェやレストランは宿泊客以外でも利用できます。

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ホテルの歴史を説明してくれた元コンシェルジュのモーゼル氏。ウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』の主要登場人物のモデルとなった人物なのだとか。

世紀末芸術の世界にひたる

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(c)Belvedere, Vienna

そしてウィーンと言えば世紀末芸術。19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて活動したグスタフ・クリムト、エゴン・シーレ、オスカー・ココシュカなどの画家たちの作品は、レオポルド美術館などのほか、ベルヴェデーレ宮殿内の美術館でも見られます。

建築めぐりも楽しみたい

クリムトはまた、新しい表現を追求する分離派(セセッション)という芸術運動を立ち上げたことでも知られています。

この運動に参加し、ウィーン式アールヌーボー様式を展開したのがオットー・ワーグナーやヨーゼフ・ホフマンなどの建築家やデザイナー。彼らの作品を見るのも街を歩く楽しみのひとつです。

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オットー・ワーグナーとヨーゼフ・マリア・オルブリッヒが手がけたカールスプラッツ駅舎。今でも地下鉄の入り口として使われています。

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ヨーゼフ・マリア・オルブリッヒが設計した分離派会館(セセッション館)。内部にはクリムトの壁画『ベートーベン・フリーズ』が常設されています。

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分離派が目指した合理主義をさらに徹底させ、「装飾は罪悪である」と宣言したのがアドルフ・ロース。1910年に装飾を排した建物(右)を王宮の前に建ててスキャンダルを巻き起こしました。

音楽家の卵たちが集う街

モーツァルト、ベートーベン、シュトラウス、シューベルト、マーラー等々、数多くの音楽家たちが活躍した音楽の都だけあって、ウィーンには今も世界中から音楽を学ぶために若者が集まってきます

ウィーン国立音楽大学では学生たちによるコンサートも開催されていて、無料で演奏を聴くこともできるそう。

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市民に愛されるフォルクスオーパー

ウィーンには国立オペラ座やウィーンフィルの本拠地である楽友協会など、劇場やコンサートホールがたくさんありますが、気軽に観劇を楽しむならフォルクス・オーパーへ

9月から6月までのシーズン中、オペレッタやミュージカル、バレエなど多彩な演目が上演されています。

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2019年2月からは羽田と結ぶ全日空の直行便の就航が決まり、ますますアクセスしやすくなったウィーン。ゆっくりと滞在し、文化を味わいたいデスティネーションです。

MERCER, The Economist

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野澤朋代

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