1. Home
  2. ライフスタイル
  3. ヴィーガン・コンドームで若者のセックスを安全なものに

ヴィーガン・コンドームで若者のセックスを安全なものに

MASHING UP/マッシングアップ

1,440

Gina_park_top

2018年11月29日・30日に行われたMASHING UPでは、『「10代のセックス=タブー」誰もが買えるコンドームと生理カップで韓国の性文化に革命を起こす』というテーマで、韓国のソーシャルベンチャー「EVEコンドーム」のファウンダーであるジーナ・パークさんが、トークセッションを行いました。従来の男性を対象としたイメージが主流となってきたコンドーム産業に、女性向けという新しい選択肢を提供します。

女性が手に取りやすいコンドームを提案

スピーチの冒頭、ジーナさんは、セックスという言葉について、「韓国では恥ずかしいこと、あるいはヒミツにすべきことというふうに捉えられています」と現状を紹介しました。

そして、それが、コンドームを男性を対象とした商品であるといった思い込みや挑発的なイメージでの宣伝がされやすい商品として定着させてしまった理由であると語ります。

29_1F_2_ginapark_sake-6

女性がコンビニでコンドームを購入すれば「安っぽい女だ」という烙印が押されてしまう。そこでEVEコンドームは、かわいらしいデザインで手に取りやすい商品を追求しました。

また、体への影響も考慮して、オーガニックを意味するHealthy、動物実験で命を奪わないNatural、ジェンダーや年齢を差別しないEqualという3つのことを大切にした商品開発を行っています。コンドーム産業では、購入者の80〜90%が男性とされてきましたが、女性向けのEVEコンドームの購入者は、70%が女性といいます。

ヘルスケア商品としてのコンドームを目指す

韓国では、10代の避妊率は40%程度と、半分以上の人が避妊を行っていないのが現状です。ジーナさんの活動がコンドームを手に取りやすいものとし、避妊率を高めるかもしれません。

MU_29_1F_2_ginapark_sake-11

事業を着手するにあたり、「コンドームをヘルスケアの商品にしたかった」という思いを打ち明けました。女性がコンビニでコンドームを購入しようとすればじろじろと好奇の目で見られ、何か間違ったことをしているように思ってしまう。

日本や韓国でこういった現状がある点をふまえて、「コンドームを買う・使うということは、責任ある性行為を行うこと」と主張し、だからこそ「コンドームメーカーのターゲットである成人男性以外の人たちにも、広まるものでなければいけない」と訴えました。

eve_condom

ラウンジに展示されたEVEコンドームの商品

生理カップは体との対話を助けてくれる

EVEコンドームでは、生理カップも商品の一つとして取り扱っています。製造を開始した理由について聞かれたジーナさんは、「セックスのみならず、性器に関わることは健康で健全であるべき」と当時を振り返って語りました。

当時の韓国では、生理用品の原料に発がん性物質が使われていることが発覚し、社会問題となったそうです。さらに、韓国で販売されている生理用品は、ナプキンとタンポンだけに限られていました。ジーナさんは新しい選択肢を提供するために、生理カップの販売を開始。

29_1F_2_ginapark_sake-20

「女性の生理を助けたいと思った」とジーナさんはいいます。「自分の膣の形や大きさを知る人はいません。ですが、生理カップを利用することは、自分の膣の形がわかることでもあります。人生で初めて自分自身の体の形を知り、自分の経血を見る体験になるのです。それは健康状態がわかり、仕組みがわかるありがたいことなのです」

今まで慣れ親しんできた文化を変えることは容易ではありません。そしてその現状に変化を与えるためには「コンドームはヘルスケアの商品であることを定着させていくということ」だとジーナさんは主張します。性的行動は誰もが行うものだからこそ、メッセージを発信し、隠し続けることをやめなくてはいけないと、呼びかけました。

ジーナ・パーク Gina PARK
韓国発の女性に向けたウェルネスサポートを目的としたヘルスケアブランド、EVEの創立者。EVEの信念としてこれまでの商品・サービスとは異なり、ナチュナルでよりオーガニックの商品は多くの人々のセックス、月経、避妊についての考え方を変えると信じています。

29_1F_2_ginapark_after_sake

MASHING UP

「10代のセックス=タブー」誰もが買えるコンドームと生理カップで韓国の性文化に革命を起こす
2018年11月29日@TRUNK(HOTEL)

撮影/酒 航太、間部百合、俵和彦

誰もが買えるコンドームで韓国の性文化に革命を起こす/GINA PARKさん[MASHING UP]

若者のセックスがいまだにタブー視される韓国で、ナチュラル素材のコンドームや生理カップを販売するEVE CONDOM。創業者のひとり、GINA PAR...

https://www.cafeglobe.com/2018/10/eve_condom.html

「男性、女性、その他、回答しない」。多数派や少数派に関係なくみんなが過ごしやすい社会とは?

いまや、毎日の会話やメディアで聞かない日は少ないほどの「ダイバーシティ」という言葉。近い将来、ダイバーシティ推進がさらに浸透していくのであれば、私た...

https://www.cafeglobe.com/2018/11/mu2_yahoo.html


せきぐちゆう

  • facebook
  • twitter
  • hatena

    Ranking

    1. 肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ

    2. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    3. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    4. 「AIスコア診断」で、自分の信用度を数値化してみた

    5. 「突風にでも吹かれたの?」 仕事で出会った、ちょっと残念な人エピソード

    6. ズボラでもできた! 人生が好転するクローゼットづくり

    7. 冬の隠れ悩み「デリケートゾーンのかゆみ」には正しいケアを

    8. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    9. ヤフー社員の座談会。ダイバーシティ推進のカギは「WHY」の意識だった

    10. 脚がむくむ、乾燥してかゆい。それって「隠れ下肢静脈瘤」かも

    1. 肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ

    2. 「AIスコア診断」で、自分の信用度を数値化してみた

    3. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    4. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    5. できないことが多くても、落ち込まなくていい理由

    6. 仕事の運気を上げるための3つの意識改革/まとめ

    7. 「突風にでも吹かれたの?」 仕事で出会った、ちょっと残念な人エピソード

    8. 冬の隠れ悩み「デリケートゾーンのかゆみ」には正しいケアを

    9. いくらなんでも、贅沢すぎません? 「特別感満載コース」で充実させる金沢旅行

    10. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    1. 身長100cmで2児の母。ハンディキャップとともに、自分らしく生きる

    2. 肌もボロボロになる? 女医に聞いた「花粉症の噂」の本当のところ

    3. あなたの「怒りタイプ」がわかる。アンガーマネジメント診断

    4. 女医さんに聞く、 誰にも聞けないデリケートゾーンのトラブル解決法

    5. 上司にイラッ、後輩にムカッ、肌荒れにガクッ。そんな気分を跳ね返す最強アイテムはコレだ!/ストレス解消座談会

    6. 「老け見え」排除のポイントはここ! 日本初のアプローチが私たちを救う

    7. 子どものスマホデビュー前に確認しておきたい注意点とポイント

    8. Sexが痛い!婦人科医からの性交痛治療アドバイス [The New York Times]

    9. 「AIスコア診断」で、自分の信用度を数値化してみた

    10. 「運気も肌も輝いている人」にならおう。ハッピーオーラをつくる5つの方法/春先美肌座談会[後編]

    ヴィーガン・コンドームで若者のセックスを安全なものに

    FBからも最新情報をお届けします。