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世界で活躍するためのスキルを人事のプロに聞きました/シェリル・スコットさん[インタビュー]

MASHING UP/マッシングアップ

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2018年11月29日・30日にトランクホテルで開催されたビジネスカンファレンスMASHING UP。海外に向けてアンテナを張ればいろんなチャンスがある! そうオーディエンスを鼓舞したのが、語学教育を提供するカプラン・インターナショナルで人事と人材開発に携わるシェリル・スコットさんです。

変化が著しいこれからの時代、働く場所や国籍にかかわらず活躍できる人材となるためには、どんな能力が必要なのでしょうか? セッション登壇後のシェリルさんに伺いました。

——MASHING UPの感想をお聞かせください。

シェリル・スコット:とても素晴らしいイベントですね! 世界にトイレを普及させているジャック・シムさんのセッションとヴィーガン・コンドームを販売する会社を経営するジーナ・パークさんのセッションを聞きました。シムさんはシンガポールから、パークさんは韓国から、私は英国からの参加です。外国から来たスピーカーの話を観客席の方々は熱心に聞いて反応していました。多様な人々が一堂に会して意見を交わすこうしたイベントは今、大いに必要とされていると思います。

重要なのはエモーショナル・インテリジェンス

——20か国以上の支社の人事を担当しておられますが、世界的に見て今後どのような人材が求められると思いますか。

シェリル・スコット:必要とされるのは能力でいうと、エモーショナル・インテリジェンス、つまり人間関係をうまく維持する力だと思います。それは訓練することが難しいスキルでもあります。人に共感したり、気遣ったり、優しくしたり。また、周りの状況を読む力もそれに含まれますね。

また、世の中の変化はますます激しくなってきています。順応するためには柔軟性も大事です。

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——以前は金融の世界でお仕事をされていたそうですね。

シェリル・スコット:異分野に移っても、前の仕事で身につけたチームマネジメントなどのコアスキルは生きています。オープンであり、クリエイティブであること、あとは人の話をよく聞けること。そうしたスキルさえあれば、誰でもキャリアチェンジができると思います。

誠実さと、相手を知る姿勢が信頼関係につながる

——社会制度や文化の違う国の人たちと仕事をしていくうえで、信頼関係を築くためのコツは?

シェリル・スコット:「当たり前」は人によって違うと認識することです。あとフレンドリーでオープンであることですね。文化は違っても人間同士。誠実な接し方をすれば伝わります。

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——対面で会うことができればよいですが、リモートでやり取りしながらだと難しい面もありますよね。 シェリル・スコット:確かにそうですね。私はメールだけで済ますのではなく、細かいニュアンスが伝わる電話や、ビデオチャットなどを使うようにしています。

あと、部下に「これをやって」とただ要求を投げるのではうまくいきません。彼らを人間として知ることも大事です。何に興味を持っていて、どんな性格なのか、ということですね。そうすれば、どう言えば動いてくれるのかがわかりますし、忠誠心も得られ、生産性も上がります。

語学を習得するメリットとは

——忙しい社会人が言葉を習うために時間を割くのは大変です。通訳や翻訳を通すのではなく、自分で直接やり取りするために語学を身につける意義はどこにありますか?

シェリル・スコット:個人的な関係を築けるし、ボディランゲージも分かるようになるし、言葉に出されない微妙なニュアンスをくみ取ることもできるようになります。そのほか今までにない、いろんな機会が得られるようにもなるでしょう。大変ですが、未来への素晴らしい投資になると思います。

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——あなたのライフハック術を教えてください。シェリル・スコット:ユーモアですね。自分を客観的に見て、ときに笑い飛ばすことも必要です。あまり深刻に考えすぎないことですね。 ——10年後、どんな働き方(または暮らし)をしていると思いますか?

シェリル・スコット:あまり先の計画は立てたくないんです。今の会社は、変化を起こしていくことに積極的で、社員同士もオープンに意見を出し合えます。だからこそ、お客様に良いサービスを届けられるのです。 職場として非常に恵まれた環境だと思います。自分が信じて来たことは今も昔も変わりません。価値観に共感できる会社で、自分の好きな仕事をしていたいと思います。多様な仲間とともに切磋琢磨していきたいです。

シェリル・スコット(Sheryl Scott)さん
金融サービス部門に12年従事。ビジネスの成功は人材にあるという思いのもと、HRに転身。現在は、6か国に拠点を置く教育機関Kaplan Internationalで7年人事・人材開発に携わる。マネージメントするのはその際拠点を含む20以上の国、また1800人以上のスタッフと一切のHRサービスの提供責任を負い、組織全体で人事戦略計画を策定と多岐に渡る。

カプラン・インターナショナル

取材・撮影/野澤朋代、酒 航太(セッション写真撮影)

Sponsored by カプラン・インターナショナル

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