この優美なレース……! 次世代へ伝統を繋ぐ「一生もの」ブランド誕生
「ユナイテッドアローズ」がスタートさせる新ブランド「Pheeta(フィータ)」が面白い。ブランドのコンセプトと生産・運営体系が独特なのです。
写真はすべてファーストコレクションより。左:「Trinity」ワンピース36,000円。右:「Irene」ジャケット270,000円※卸先限定商品(ともに税別)。
コンセプトは「繋ぐ服」
何を繋ぐのかというと、服を作る職人とそれを着る人、後世に受け継ぐべき技術や服など。世界の工場や職人と協業し、服飾生産の技術や文化の継承を行ないながら、大切に引き継がれるような物づくりを目指しているのだそう。
「Kate」ワンピース43,000円(税別)。
このコンセプトが生まれたのは、ブランドディレクターを務める神出奈央子さんが、ブランドが長く継続されるには「強いものづくり」や「ものづくりの現場との結びつき」が必要だと考えたことがきっかけ。そこで、培ってきたものづくりの背景を生かし、インドのレース工場と組み、新ブランドを立ち上げることに。
希少なレース技術を繋ぐ
ファーストコレクションで繋ぐのは、リバーレースの技術。19世紀初頭に開発されたボビンレース機から生まれるこのレースは、1台につき5,000枚のボビンを使用して複雑な組織をつくるため、生産やメンテナンスに高度な技術が必要とされています。実際に生産できる状態にあるこのレース編機は世界でも約100台程度といわれる希少価値の高いもの。
「Kate」トップス31,000円(税別)。
美しく繊細なリバーレースに、手仕事のピンタックを施したトップスやワンピースなど、全23アイテム。大事な服であればあるほど、着ている間に引っ掛けてしまったり、汚してしまったりすることが怖くなるはず。Pheetaでは、「繋ぐ」観点から、アフターケアを実施予定。破損部分のリペアや、汚れ・変色の染め直しなど、永く愛用するためのサービスを推奨するのだとか。
必要な量を、必要な人へ
同ブランドに対し、ユナイテッドアローズは主に企画やデザインを担い、卸販売は生産パートナー企業が担当。過剰な在庫を持たず、必要な量を必要な人のもとへ届け、持続可能性の高いものづくりを行うという点でも、特徴的なブランドだといえます。
「Irene」ワンピース40,000円(税別)。
今後も世界の優れた技術や職人などとの協業を増やしていくことで、展開アイテム・カテゴリを拡大していく予定とのこと。Pheetaを纏うことで、わたしたちも文化の継承者となりましょう。
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