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女の子たちを未来のリーダーに/G(irls)20 CEOヘザー・バーナビーさん[前編]

MASHING UP/マッシングアップ

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若い女性たちが意思決定の現場に参加し、世の中を動かしていけるようになればいい。そんな目標を掲げるG(irls)20というカナダの団体があります。

2009年にファラー・ムハンマドさん(現在はマララ基金CEO)という女性によって設立されたG(irls)20の主な活動は2つ。

ひとつは若い女性たちが非営利団体の理事会に参加するGirls on Boardというプロジェクト。もうひとつは、G20サミットに先駆けて開催国に世界中から若い女性たちが一同に会する「G(irls)20サミット」というイベントです。

世界の首脳に若い女性の声を届ける

2010年の第1回目以来、毎年開かれてきたG(irls)20サミットには大きなミッションがあります。それは社会問題の解決に向けた提言書をつくり、G20サミットに集まる首脳たちに手渡すこと。2014年には「2025年までに1億人分の女性の雇用を創出する」という約束を得るなどの成果をあげています。

今年の開催国は日本。6月に大阪で開かれるG20サミットを前に、5月に東京でG(irls)20サミットが開催されます。準備のため来日したCEOのヘザー・バーナビーさんにお話を伺いました。

———世界中から若い女性たちが集まることの意義は何でしょうか?

バーナビーさん異なる文化的背景を持つ優秀な女性たちが意見交換できることですね。また、世界のリーダーたちに若い女性たちの声を届けることも重要な目的です。

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———参加者はどうやって選ばれるのですか?

バーナビーさん:まずは自分の住む地域で取り組んできた活動、リーダーシップの経験などを書いた応募書類を提出してもらいます。今年は20人強の枠に1600人以上の応募がありました。

書類選考と面接を経て、それぞれの国・地域から代表者1名が選ばれます。(応募資格は18〜23歳の女性でG20を構成する20か国、パキスタン、アフリカ連合諸国、中東・北アフリカ諸国の出身者。先住民族の代表としての応募も可)

学校で教えてくれないスキルを学び、女性目線で社会問題を考える

———プログラムの内容について教えてください。

バーナビーさん:参加者は4日間のワークショップで戦略的プランニングリーダーシップガバナンス資金調達などについて学びます。学校では教えてくれないことばかりです。

また、女性はどんなに優秀でも自信が持てない人が本当に多いので、それを克服するためのワークショップもあります。

5日目のシンポジウムでは専門家たちによるトークがあり、最終日には声明・提言書の決定稿を作ります。事前にオンラインでやり取りしながらまとめたものをブラッシュアップした上で、G20の代表に手渡します。

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———東京ではどんなテーマについて話し合われるのですか?

バーナビーさん:デジタル経済健康労働や雇用問題気候変動の4つが大きなテーマとなるでしょう。基本的には、G20で話し合われる内容に沿いながら、女性が生きやすい社会をつくるという視点で考えています。

世界中で独自の取り組みをする女性たち

———サミットの参加者はその後、どんな活動をしているのでしょうか?

バーナビーさん: NGOやチャリティ、ソーシャル・ビジネスを立ち上げた女性が大勢います。

たとえば、インドでは「有害な男らしさ(toxic masculinity)」の問題に取り組んでいるグループがあります。また、2017年の日本代表だった女性は、大学キャンパス内での性暴力防止のため、スポンサーの支援を受けてワークショップを企画運営しています。

これまでのサミット経験者は200人以上になりますが、彼女たちはSNSなどを通じて活発に情報交換をしています。それだけでなく互いに精神的な支えとなっていて、見ていてとても頼もしいですね。【後編につづく→

ヘザー・バーナビーさん Heather Barnabe(G(irls)20 CEO)
カナダ・バンクーバー出身。バンクーバーオリンピックの組織委員会でスポンサー企業との戦略的パートナーシップの構築に尽力。児童労働問題に取り組むRight To Play、女子教育を通して貧困撲滅を目指すCARE Canadaなどに在籍後、2017年にG(irls)20のCEOに就任。

取材・撮影/野澤朋代

あなたたちには世界を変える力がある/G(irls)20 CEOヘザー・バーナビーさん[後編]

意思決定の現場に参加し、世の中を動かしていける女性たちを増やす——。そんなミッションを掲げているカナダの団体、G(irls) 20。CEOのヘザーさ...

https://www.cafeglobe.com/2019/02/girls20_2.html

「ぶかぶかの仕事着」はもういらない。女性シェフたちの小さな革命

男性中心の厨房を象徴する「コックコート」が今や、廃れつつある。男女を問わず着心地の良い、実用的な仕事着は、料理界の多様化を物語る。

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野澤朋代

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