脇坂あゆみさんの「普通ではないキャリア」に驚きを隠せない。

大学、大学院とアメリカで学んだ脇坂さん。専門は国際関係。関心は第三世界へ向かっていて、1年間、南米に暮らしたこともあった。
しかし、大学の友人にすすめられてアイン・ランドの本を読んで、自分の中で劇的な変化が起こる。
物書きを目指して新聞社への就職を志していたが、アイン・ランドには到底及ばないという無力感......。
そこから一転、グローバル企業でダイナミックに働いて資本主義の荒波に揉まれていこうと奮い立つ。なんというか、ハンドルを振り切る豪快さ。

ただひとつ、諦めきれなかったこと。「アイン・ランドの政治思想小説を日本でも広く知ってほしい」という夢。それを実現させるために自分で出版社に掛け合い、長い交渉の末に、未経験であるにも関わらず翻訳者の座を手にする。
そこから仕事を辞めて4年! ついにアイン・ランドの『肩をすくめるアトラス』を翻訳、上梓。
驚くべきことをさらりとやってのける美女である。

◆ 職業:会社員(セースルファイナンス)
◆ 住まい:中央区
◆ 趣味:関心の幅は広いほう。しいて言うなら読書、旅
◆ 出没スポット:銀座、新橋あたり
◆ 好きな場所:寿司屋。カウンターに座って寿司を食べている瞬間が幸せ
◆ エナジーを感じる場所:地元の神社
◆ 関心事:和のもの。最近は茶道とキモノ
◆ ファッションポイント:幾何学模様に惹かれる。ギリシャ、イスラエルで見つけたアクセサリーを愛用

翻訳がひと段落した後は、製薬会社、ラグジュアリーブランド、現在はアップルのセールスファイナンスを担う。
華麗なる経歴を重ねながらも、「組織にいては知的好奇心が満たされない」とポツリ。脇坂さんは、飽きること、退屈が、嫌いなのである。
次はどこへ向かっていくのだろう?

ilIrustrated by Naoki Hashiba

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